野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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Author:たかんぼ
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 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
 を適当に綴った覚書です。
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ナルキッソス ・・・ キビタキ
 キビタキの英名は Narcissus Flycatcher
 「Narcissus」はギリシア神話に登場する美少年のナルキッソスである。
 ナルキッソスは水に映った自分の姿に恋をし、その姿を見続け死んだ・・・ナルシシスト(ナルシスト)の語源である。その名を冠した鳥だけあってその姿は際立って美しい。

 普正寺の森のキビタキ。ナルキッソスのごとく水辺にやって来たが、自分の姿に見惚れる様子も無く、素早く水浴びを済まし、新緑の森に消えた。

  キビタキ_石川県金沢市  キビタキ_石川県金沢市
  (撮影日:2012/5/6 石川県金沢市 Canon 7D EF500mm F4L)

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朋あり ・・・ マミチャジナイ、コムクドリ
 マミチャジナイ  コムクドリ_石川県

 ここ数年はGWに石川県を訪ねるのが習わしとなった。
 以前に住まいした金沢でバードウォッチングを楽しみ、夜は当時の知人と夕餉を囲む。大した話をするわけでもないのだが、この日ばかりはバードウォッチングの成果は二の次である。「朋あり鳥もおり遠方より会いに行く、亦楽しからずや」といったところである。

 普正寺の森、最初に迎えてくれたのはマミチャジナイとコムクドリ。
 枝に止まって見つめ合うコムクドリの姿が微笑ましい。

(撮影日:2012/5/6 石川県金沢市 Canon 7D EF500mm F4L)

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センダイムシクイ
センダイムシクイ_千葉県 4月30日のDeNA戦で球団最多記録の212勝目をあげた46歳の山本昌。生まれながらのドラゴンズファンの一人として、また同年代の一人として大きな喜びとともに今シーズンの活躍には驚きを隠せない。

 故障で勝ち星をあげられなかった昨シーズンからの復活、チャレンジする姿に感動したのはドラゴンズファンだけではないだろう。好きなだけでは務まらない勝負の世界、想像を絶する努力と強靭な精神力を思う。

 好きなだけで気ままに続けてきたバードウォッチングも最近は天気に見放されていたが、この日は快晴。
 キビタキのさえずりが響く新緑の中を気持ち良さそうにセンダイムシクイが動きまわっていた。

(撮影日:2012/4/29 千葉県 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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オガワコマドリ
オガワコマドリ_千葉県 オガワコマドリ・・・気になる名前である。
 何処の「オガワ」さんだろう?

 小川三紀(おがわみのり)、明治時代の鳥類研究者で静岡県出身。彼の死後、彼の所蔵していた標本を調査したところ、この鳥を発見し彼の功績を名前に残したようだ。

 英名の「Bluethroat」(青色の喉)の方がしっくりくるのは私だけだろうか?

(撮影日:2012/4/7 千葉県 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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コミミズク
 コミミズク_茨城県  コミミズク_茨城県

 単身赴任先の東京のマンションに半年に一回程度、妻の監査が入る。
ちょうど今回は桜の時期と重なり、飛鳥山公園へ出かけた。

 雲ひとつ無い真っ青な空に薄ピンクの花が映える・・・が、視線を落とすと人、人、人。地面を埋め尽くすブルーシートが歩道まではみ出し、積み重なったゴミ袋の山とトイレに並ぶ人々の行列。
 やはり東京の花見は凄まじいわけで、人の多いところで落ち着けない私はいつまでたっても田舎者を抜け出せない。

 季節の歩みに取り残されたような枯草色の空間をコミミズクが飛び交う。少なくとも4羽を確認したが、春に追い立てられるように、間もなく姿を消すのだろう。

(撮影日:2012/4/7 茨城県 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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東京スカイツリー ・・・ セグロカモメ
セグロカモメ_東京都上野 明日から3月というのに春の気配はまだ遠い。
 通勤時には湿気を含んだ重い雪と冷たい北風が傘を持つ手に痛い。

 2月は仕事が忙しく地元にもなかなか帰る機会を得ず、気分転換にと休日の午後、不忍池に出かけた。
 水面のカモ達のユーモラスな動きを眺め、池の上を飛び交うカモメ達を目で追っていると、東京スカイツリーが目に入った。

 近視眼的に池を眺めていて気づかなかったが、気づいてみれば随分と近い。今日、3年半をかけて完成した世界一の高さを誇る自立式電波塔、この巨大樹はカモメにはどう映るのだろう。

(撮影日:2012/2/5 東京都不忍池 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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諏訪湖 ・・・ ミコアイサ、カワアイサ
 御宝田遊水地を後して松本、塩尻、岡谷と交通渋滞に悩まされながら諏訪湖へ。

 凍りついた湖岸ではミコアイサ、カワアイサのペアが仲睦まじい姿を見せてくれる。湖岸道路の街路樹の赤い実にはツグミの姿もあった。
 凍った湖面の亀裂が隆起する「御神渡り」が4年ぶりに諏訪湖に出現しのは1週間後の2月4日・・・残念であった。 
 
  ミコアイサ_長野県諏訪湖  カワアイサ_長野県諏訪湖
 (撮影日:2012/1/28 長野県安曇野市 Canon 7D EF500mm F4L)

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オナガガモ
オナガガモ 今シーズンは冬鳥が少ないとの声をよく耳にする。

 そういえば正月休み実家滞在中に、毎年庭で目にするメジロ、シロハラ、ジョウビタキも今年は見なかった。
 古来より動物の危険予知能力は知られているところで、首都直下型のM7級地震や富士山噴火の話題が波紋を呼んでいる中、これ以上の災害が起きなければ良いがと思う。

 御宝田遊水地のカモやハクチョウたちは私には昨年と変わらないように見えた。地面を歩く覚束ない足取りは何とも愛嬌があり、採食中に何かに驚いて大慌てで池へと戻る姿もユーモラスで見飽きない。

撮影日:2012/1/28 長野県安曇野市 Canon 7D EF500mm F4L)

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冬将軍 ・・・ コハクチョウ
 冬将軍の居座る列島各地からは、不幸な事故の報が聞こえてくる。
 雪害に苦しむ地方の方々にはお見舞いを申し上げます。

 東京の寒さで音を上げていては雪国の方々に申し訳ないが、この寒さに閉口しながらもどうせならと寒さ覚悟で長野へ出かけた。

 安曇野は御宝田遊水地、残念ながら天候不良で常念岳を望むことはできなかった。
 この寒気に私は背中を丸めながらと情けない姿であったが、コハクチョウは元気いっぱいで凛とした姿を見せてくれた。

  コハクチョウ_安曇野市  コハクチョウ_安曇野市
  (撮影日:2012/1/28 長野県安曇野市 Canon 7D EF500mm F4L)

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シロハラクイナ
  シロハラクイナ_名古屋市  シロハラクイナ_名古屋市

 最高気温が二桁まで上がらない寒い日が続いている。
 風が強いほど体感温度は下がることは知られているが、加齢も影響しているのではと思う。地球の温暖化傾向は間違いのないところだが、年々寒さが身にこたえる。

 シロハラクイナを見てきた。寒さの中でも元気に歩き回っている。
 元来、暖かい地域の鳥のようであるが近年は北へと分布エリアを広げているようだ。
 やはり、寒さは年のせいか。

(撮影日:2012/1/14 愛知県名古屋市 Canon 7D EF500mm F4L)

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