野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


プロフィール

Author:たかんぼ
【性別】 男
【所在地】 名古屋市
【このBLOGについて】
 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
 を適当に綴った覚書です。
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家族への感謝 ・・・ カワセミ
カワセミ_名古屋市西区 北京五輪も閉幕し、そのせいか暑さも和らいだ。オリンピックの総括を金メダルの数でという訳でもないが、日本の獲得金メダルは9個、そのうちの7個がアテネからの連覇という。若い選手、新しい力の育成が不十分だとの声もあるようだが・・・。

 金メダリストたちのインタビューで、アテネからの4年間を支えてくれた家族、コーチをはじめ、周囲の人たちへの涙ながらの感謝の言葉が多かったのが印象に残る。強靭な肉体と精神を併せ持つ超人も、一人では乗り越えられないような、壮絶な4年間であったのだろう。

 初めて野鳥を被写体にしたのは、4年前の庄内緑地公園。ボート池の青い橋の欄干に止まったカワセミを撮影した。自宅からは近いのだが、この公園を訪れるのはずいぶん久しぶりになる。変わらずカワセミが迎えてくれる。

 この4年間、写真の腕前は上達しないが野鳥と共に、移り変わる季節を感じながら充実の日々を過ごす事ができた。休日ともなれば、家族サービスも程々にフィールドに出かけてしまう。私の趣味に理解を与えてくれている家族に感謝だ。

【2008/08/17 名古屋市 庄内緑地公園  Canon 30D EF500mm F4L】

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避暑 ・・・ ヒガラ
ヒガラ_長野県御嶽山 ヒガラ_長野県御嶽山
 気温は1000mで6度程度、下がるらしい。この御嶽山への登山道のある「田の原天然公園」は標高が2100m程度なので平野部よりも12〜13度低いことになる。こんなところで1ヶ月程、夏を過ごしてみたい。

 「避暑地」は、日本では緯度の高い北海道や東北を除けば、当然、標高の高いところになる。「避暑」は大航海時代以降、アジアを植民地とし、アジアに駐在していたヨーロッパ人が持ち込んだ習慣のようだ。日本でも著名な避暑地は、欧米人によって始められたものが多いときく。

 バードウォッチングも発祥の地はヨーロッパだと記憶している。暑さを避けて標高の高いところでバードウォッチングをする・・・少々古いが、「欧米か!」って頭を叩かれそうだ。

 避暑地で長期滞在といきたいところだが、残念ながら時間も経済力もとても足りない。

 このヒガラ親子、子供はもうヒナとは呼べない体つきだが、まだ親から餌をもらっている。親が近づくと枝から出てきて黄色い口を大きく開ける。親と比べると喉の黒色もまだ薄い(右写真の左上が親、右中央が子供)。

 このヒガラ、冬は街に近い低山や公園でも見かけることもある。欧米人が「避暑」の習慣を持ち込むずっと以前から、ヒガラは羨ましいことに夏場は避暑地で過ごしていたのだろう。

【2008/08/15 長野県 御嶽山 Canon 30D EF500mm F4L】

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作品 ・・・ ホシガラス
ホシガラス_長野県御嶽山 「作品」とは手元の電子辞書を見てみると「製作した品。特に、文芸・音楽・美術工芸などの芸術的製作物」(スーパー大辞林)とある。こう定義づけられると、残念ながら私の場合は下手の横好きで、未だに作品と呼べる写真はない。

 「私もあなたの数多くの作品の一つです」とは、赤塚不二夫さんの告別式でのタモリさんの弔辞の一部分、まだ記憶に新しい。長く芸能界で確固たる地位にある自信がのぞく。後日、読んでいたと思われた弔辞が実は白紙であったとか。

 御嶽山への登山口のある「田の原天然公園」は今にも降り出しそうな天気で、低い層雲が広がり、景色は真っ白、声を頼りのバードウォッチングであった。ホシガラスもこんな日はさぞかし飛び難かろうと心配してしまう。

 見事に背景の白くとんだ写真。撮影前に結果が解っていても、そこに鳥がいればシャッターを押してしまう。作品にはならないが、遠い日に思い起こす大切な思い出にはなるだろう。

【2008/08/15 長野県 御嶽山 Canon 30D EF500mm F4L】

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水浴び ・・・ イソシギ
イソシギ_三重県桑名市 夏の容赦ない陽射しに蒸発してしまったのか、水門の調節具合なのか、事情は解らないが水をたたえる休耕田がほとんど無くなっている。吹く風も乾き、いっそう暑い。

 しかしこの夏の暑さが米はもちろん、農作物に秋の実りをもたらす。農作物は当然、勝手に実るわけではないので炎天下での人間の作業が必要になる・・・頭の下がる思いだ。農耕民族である我々の祖先は、収穫に結びつく暑い夏を喜んだに違いない。

 現在でも暑い夏は大いなる経済効果をもたらす。ビール、アイスクリーム、夏物衣料、エアコン等々、やはり夏は暑くなくてはいけない。

 休耕田の端に水が少し残っている。水溜りには所々泥の混ざった泡があり、まるで暑さで煮えたぎっているようにも見える。ケリが水溜りの部分を避けるように直射日光の中でじっとしているのを見ているとますます熱湯のように見えてくる。熱湯とまではいかなくてもかなり温まっているに違いない。

 イソシギがその中で「水浴び」をはじめた。「水浴び」というより「お湯浴び」、露天風呂に入っているように見える。

【2008/08/13 三重県桑名市 Canon 30D EF500mm F4L 】

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なでしこジャパン ・・・ セッカ
セッカ_三重県桑名市 8月15日は日本では「終戦記念日」、オリンピック開催中の中国では「抗日戦争勝利の日」となる。偶然だろうが、サッカー女子準々決勝「日本 対 中国」がこの日に行われた。競技とは全く関係のない話だが、なぜが応援にも力が入る。

 試合は終始、日本ペースで危なげなく安心して見ることができた。体格では劣るものの、組織力と圧倒的な運動量は素人目にも差がはっきりとしていた。特にその運動量の豊富さは試合後半になっても足が止まらず、練習量の多さを想像させられる。

 「なでしこジャパン」の活躍に溜飲を下げたのは私だけではないだろう。「撫子(なでしこ)」は今頃が開花の時期。立派な花が咲くように残り試合も応援したい。

 ヒィ・ヒィ・ヒィ・・・・ジャッ・ジャッと鳴きながら飛ぶセッカ。声は聞こえているし空中を飛んでいるのだが見つけにくい。目を凝らしてやっとスズメより小さなこの鳥を、良く実った稲田の上空に見つける。降りてとまったところを確認しようとするが長い時間飛び続け、なかなか降りてこない。やっと降りたと思ったら「降りる」というより稲田のなかへ「ダイビングする」。この繰り返しでなかなか姿を確認できない。

 あの小さな身体で鳴きながら上がったり下がったりを長時間、繰り返す。その運動量には驚くばかりだ。あきらめて移動しようと車を動かしかけた時に稲田の角のビニール紐が巻きつけてある竹にとまった。

【2008/08/13 三重県桑名市 Canon 30D EF500mm F4L 】

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