野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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Author:たかんぼ
【このBLOGについて】
 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
 を適当に綴った覚書です。
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イカル
イカル


 凄みのある目付きでこちらを見つめるイカル。「それ以上近づくな、もし近づけば逃げ出すよ(少し弱気も・・)」って感じです。10m弱、どうもこの距離がこのイカルにとっては許容範囲ギリギリということなのでしょう。

 人間同士の抽象的な距離、大人になると必要なものの一つです。家族にはじまり、先輩後輩、上司、部下、同僚、取引先等々、身の回りの立場の違う人たちとの付き合いが多くなります。自分自身で心地の良い距離感があるのですが、特に社会に出るとその距離をいつも保てるとは限りません。自分にとって不快な距離まで踏み込まれたら、このイカルのように誰彼かまわずにらみつけるなんて事はできません。

難しいもので近づきたい、距離を縮めたいと思う人や鳥とはなかなかお互いの距離感が一致しません。

【2008/03/23 岐阜県 養老町 Canon 30D EF500mm F4L】
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


目白押し
メジロ


 紅の枝から枝へ小躍りするように動き回るメジロは小さな身体をいっぱいに使って春の到来を喜んでいるように見えます。

 「目白押し」の語源は「メジロが木にとまるとき、多く並んで押し合う性質のあるところから」(大辞林)だそうですが、僕は未だにその様子を実際に見たことがありません。ほんとにそんな性質があるのでしょうか?

 今週、仕事の都合でいつもよりも少し早い時間に出勤しました。いつもの路線なのですが30分早いだけで大変な混雑です。押し合い圧し合いの車内で吊革に摑まる人の腕が僕の頭にあたる、髪の毛に触る、上半身はおろかふくらはぎまで触れ合う。とても苦痛で不快な空間です。そんな時ふと反対方向へ走る下り列車が視界に入りました。空席が目立ち、こちらの混雑とはまるで別世界です。

 子供の頃から常にみんなと同じ方向を向いて生きてきた気がします。特に明確な目的もないのだけれど・・・多くの人が向いてる方向であれば大きな間違いがないような気がしていました。多くの人が向いている方向でなければ訳もなく不安になりました。だからいつも混雑する不快な空間に身をおいていたのでしょう。きっと自分自身の価値観をしっかりと持たないと、いつまでたっても満員電車からは降りられない。

 いつか空席の目立つ車内にゆったりと腰掛けながら、反対方向へ向かう満員電車を眺めたいものです。

【2008/03/23 岐阜県 養老町 Canon 30D EF500mm F4L】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


鳥の名前   (大橋弘一+ナチュラリー 東京書籍)
鳥の名前   (大橋弘一+ナチュラリー 東京書籍

 写真がないページは「あとがき」と「索引」の部分だけで、全編にわたり美しい写真で溢れております。300点弱の写真が掲載されておりその1枚1枚がとても上質です。僕の分類では間違いなくこの本は写真集です。

 野鳥撮影に限らず、撮影に出かける時には一通りのシュミレーションを頭の中で行います。季節や現地の環境、そこで出会えそうな鳥、なんかを勝手に想像して「明日はこんな写真が撮りたいなぁ」なんて頭の中で理想の1枚を想像します。・・・その通りに撮れる時は少ないですが。そんな「理想の1枚」が、これでもかと言わんばかりに多数掲載されております。
 
 鳥のアップも魅力的ですが、やはり僕の理想の野鳥写真は「風景の中の野鳥」。その鳥の生息している環境を美しく映しこみ、その中で鳥が違和感なく、尚且つ存在感をもった主役となる写真です。そんな素晴らしいお手本になる写真集です。

 【掲載写真のマイベスト5】
 
第1位 クロアジサシの写真(119P掲載)
第2位 エリグゴアジサシの写真 (119P掲載)
第3位 トウネンの写真 (105P掲載)
第4位 カッコウの写真 (127P掲載)
第5位 ヒヨドリの写真 (150P掲載)

本当に溜息の出そうな素晴らしい写真です。さすがプロカメラマンの仕事です。

 本文については最初から通して読むというよりは、興味のある鳥の名前の由来を調べるというような感じで辞書的に使ったほうが良いでしょう。
その鳥を詠んだ短歌などの紹介もありますが現代訳が全くないので僕には理解不能です。短歌よりも写真の下に撮影情報を入れて欲しかった・・・僕だけですかね?
写真はいわゆる図鑑写真ではないので図鑑的な使い方には向いてないように思います。

 「こんな一枚が撮りたい!」、休みの日にも早起きをして頑張る元気をくれます。アマチュア野鳥カメラマンにはお勧めの一冊です。

テーマ:書評 - ジャンル:本・雑誌


キセキレイ
キセキレイ Canon EF500 f4


 太古の昔、ある一組のカップルが、セキレイが尾羽を上下に動かす様子を見て「男女の営み」について学んだそうです。僕はこのセキレイの特徴的な動きを見ても「男女の営み」を想像することはないです。上下させているのは尾羽であって腰には見えないのですが・・・。「いしたたき」という別名のほうが「なるほど」と感じます。
 このカップルはイザナキ、イザナミといいます。日本神話に登場する神で、セキレイの話も有名でよく紹介されていますのでご存知の方も多いでしょう。子沢山のカップルで森羅万象の神々を多く生み出しております。

 写真のキセキレイセキレイの一種です。川筋をせわしなく飛び回り、降りたと思うと尾羽を上下させ、積もった葉をひっくり返すのに忙しそうで何とも落ち着きのない様子です。子供の頃から「落ち着きがない」と言われて育ち成人してからは「せっかち」を自認している僕にはとても他人とは思えません。

 セキレイに落ち着きがありゆったり構えていたなら、イザナキ、イザナミのカップルも清い関係のままで今の日本も大和民族も形さえなかったでしょう。落ち着きのないことは悪いことではないです・・・はい。

【2008/03/09 岐阜県 養老町 Canon 30D EF500mm F4L】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


マガモ
マガモ Canon EF500 f4


 とてもポピュラーなマガモです。都会の公園でも冬場は普通に見られますし、時々よほど居心地が良いのか北へ帰ることも忘れて公園の池などに住み着いている姿も見かけます。

 毎日の生活の中で、仕事の中で「幸運な偶然」というのはとても素晴らしい事の1つです。世界的な発明や発見も少なからず「幸運な偶然」によるところがあると聞いたことがあります。幸運な偶然に出会おうとしても無理なんでしょうが、確立を上げることは出来るのではないでしょうか。「物事に対して夢中になる」、「絶えず対象になることを考え続ける」こんなところに答えがあるのかもしれません。

 海辺をトボトボと元気なく歩くマガモと春の海が対照的でレンズを向けたのですが、このマガモは考え事をしながら歩いていたのでしょう、悩みは深そうでした。そんな時、水鳥なのに小さな波に驚き、飛び上がった瞬間です。僕にとってのバードウォッチングでの小さな小さな「幸運の偶然」でした。

【2008/03/09 三重県 鈴鹿川 Canon 30D EF500mm F4L】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


メジロ
メジロ


 季節が急いで春を呼び寄せているようです。先週とは違い、柔らかいのだけれども確実な日差しを服の上からでも感じます。空気が動くと春らしい少し湿った土の匂いにかすかにの香りが混ざります。香りに誘われてメジロシロップを食べに来ました。

 ここ三年程続けてこの季節はこの園へ足を運びます。とてもお気に入りの場所です。メジロ、、シジュウカラ、ジョウビタキ、ツグミ、モズ、カシラダカなんかをカワラヒワの囀りを聞きながら眺められます。どれもこの時期に普通に見ることの出来る鳥たちばかりです。出会う機会が多いせいか僕はこの鳥たちがとても好きです。「普通」の鳥たちを「普通」に見ることの出来る環境が続くように切望します。

 珍鳥、迷鳥に惑わされ一目みたいと走り回ることも多いのですが、この「普通」の鳥たちがいつか珍鳥になったりしないように・・・来年も10年後もまたこの園で会いたいです。

(撮影地 愛知県

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ビンズイ
タヒバリ Canon EF500 f4


 大きな音と水煙を立て滝から落ちた水もこの辺りまでくると静かな流れに姿をかえます。その浅瀬で今し方まで忙しそうに歩き回っていたタヒバリが水面を見つめながら暫しの休憩です。なかなかに見事な保護色です。鳥たちは概ね生息環境に溶け込む目立たない装いで外敵から身を守ります。

 人間たちは現代経済社会で自己アピール無しでは生き残れなくなってきています。「如何に自分が会社の利益に貢献しているか」、「如何に自分が仕事の出来る人間であるか」を自ら絶えず発信していかないと生き残れません。「見てる人は見てくれている」なんて自己アピールを潔しとせず、黙々と努力を続けても生きているうちに報われるかどうかも解りません。

 よく言われるように日本人の多くは自己アピールが下手なんでしょう。よく言われるように「自己アピールが下手で損をしている」、これも事実なんでしょう。僕も得意ではありませんし「自己アピール」と「自慢話」の区別も満足にできません。

 謙虚さをもって美徳とするのは日本の文化であり、そのことによって損だ得だと騒ぐのもどうも・・・・自己アピール下手、大いに結構だと思います・・・開き直ってます。

 しかし鳥たちも保護色を身に纏いながらも結婚のシーズンには派手な色になったり、異性の前でダンスを踊り、ディスプレーフライトなんて派手な自己アピールも行います。時と場合によっては「自己アピール」も必要なのでしょう。

【2008/03/02 岐阜県 養老町 Canon 30D EF500mm F4L

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


トラツグミ
トラツグミ Canon EF500 F4.0


 「トラツグミ」・・「鵺(ヌエ)鳥」と妖怪の別名までつけてもらっています。本人はきっとこんな恐ろしげな名前で呼ばれているとは思ってもいないことでしょう。正面から見ると以外にずんぐりむっくりで愛らしくさえ感じます。これで土鍋に入って眠っていたら人気が出るかも・・・しかし鳥だけにそのまま出汁でも足されて美味しくいただかれてしまいそうです。

 「トラ」→「阪神タイガース」→「プロ野球」と連想ゲームではないですが、僕は生まれついてのドラゴンズファン、この日もバードウォッチングの最中に日ハムとのオープン戦が気になっておりました。帰宅後にスポーツニュースを見たのですが怪物ルーキーの中田翔の話題ばかりで肝心のドラゴンズ情報は皆無。今年は福留もカブスに移籍で、ますます実力と話題性が乖離していくようです。土地柄なのか本当に地味です。

 ガンバレ、中日ドラゴンズ・・・しかし中田翔の小笠原から打ったセンター前はいいヒットでした。おっさん(器用なベテランって意味です)みたいなヒットだったなぁ・・・・、ドラゴンズにもあんな新人欲しいなぁ。

【2008/03/02 岐阜県 養老町 Canon 30D EF500mm F4L

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ジョウビタキ
ジョウビタキ Canon EF500 F4.0


 鳥類は概ねオスのほうが派手な服を着ていて、メスにアピールするためだと解釈されています。メスは着飾ったオスの求愛を受け次の世代に命をつないでいける相手を選択する。・・・大体、TVや本でもこんな解説です。

 オスには選択権はないのでしょうか?
気に入ったメスだけにアピールしているのでしょうか、「ソングポストで囀るオスが、好みでないメスが寄ってきたので歌を止めた」って話はあまり聞いたことがありません。同じオスとして気になります。僕が想像するに鳥達のオスはとても元気が良くって来るメスは拒まず、とにかく種の保存のために励むのでしょう。・・・どうかな?

 このジョウビタキ(オス)はの花で冬の終わりと春の訪れを測っているようです。そろそろ繁殖地へ出発です。

【2008/03/01 愛知県 佐布里池 Canon 30D EF500mm F4L】
 

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真



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