野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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たかんぼ

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 バードウォッチング、野鳥撮影の
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メダイチドリ
メダイチドリ


 陽射しも少しずつだけれど力強くなってきて潮の香りを乗せた風も弱い、こんな日の干潟の堤防はとても気持ちがいいです。この干潟にもそろそろ渡り途中のシギなんかが・・・と期待して立ち寄りました。残念ながらまだ種類は少なく、この干潟が賑やかになるのはこれからでしょう。

 潮が引くと姿を現す干潟、同時に多くの違法に投棄されたゴミなんかも相変わらず多く姿を現します。いい写真が取れたと思って確認するとペットボトルが写っているなんてこともよくあります。多くのマナーを呼びかける看板も潮風でペンキの色があせて見えます。

 環境問題がクローズアップされています。マナーを遵守し、違法投棄が無くなれば少なくとも景観は保たれるでしょう。しかし最終的にはゴミは埋め立てられる。もちろん人体に悪影響がないように配慮、処理されて埋め立てられるのでしょうが・・・結局、ゴミは形を変えて埋められるだけなのではないでしょうか。

 出来るだけゴミを出さないような生活を心がける事の大切さをちょっとだけ感じました。

 干潟では水浴びをしたばかりのメダイチドリが羽を乾かすためにジャンプをしています。そんなドタバタも気にせずハマシギは餌を探すのに忙しそうです。この場所でこの同じ風景をいつまで見ることが出来るのでしょうか。

【2008/04/20 三重県 Canon 30D EF500mm F4L 1/6400 F4.0】

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テーマ:写真日記 - ジャンル:日記


BIRDER 2008年4月号 5月号
【「餌付け」について学ぼう!考えよう!】というコラムを読みました。 #2

 このシリーズも3回の連載が終わり5月号で最終回を向かえました。僕の期待するような話の展開には至らず残念です。まぁ、タイトルを見て僕が勝手に期待を膨らませただけで、書いた人にとっては勝手に期待され、勝手に書評されて迷惑な話でしょうが・・・。

 「餌付け」が最初に定義されていないので、例として
・ツルやハクチョウを保護するために餌をあげている。(保護のための餌付け
・ゴミの出し方が悪くてカラスが増え小鳥を襲う。(意図していない餌付け
・撮影のための餌付け
・庭に鳥を呼ぶための餌付け。等々
全体に広範囲すぎて「餌付け」自体がよく解りません。この雑誌の記事、広告を見ていると野鳥撮影を趣味とする方を十分に意識してるようにですから「撮影をするための餌付け」と絞って、話を展開してた方が良かったのではないかと思います。

 4月号、5月号とも結びで「餌付けについて良い悪いと騒ぎ立てるよりも・・・・」みたいな流れで話がすりかわってしまっているのも残念です。

 やはり鳥関係で知人も多い鳥商売の方々にはこのテーマはタブーなのでしょうか。

テーマ:書評 - ジャンル:本・雑誌


アオジ
アオジ


 縁側に置かれた薄い藤色の対のソファに腰を下ろした。たいして広くもない庭がよく見えるこの場所は父のお気に入りだった。父は元気だった頃、庭の手入れをよくしていた。真夏でも虫に刺されないように長袖を着て、大きめの麦藁帽子をかぶり、汗びっしょりになりながら作業をしていた。そして美味しそうに冷たい麦茶を汗をかいたコップから飲んでいた。子供の頃は庭仕事を手伝わされるのがいやだった。庭仕事が嫌いなわけではない、遊びに行けないのがいやだった・・・・。
 この場所に座ると父との思い出をいろいろと思い出す。

 そんな父の丹精こめた庭にはじめてアオジが訪れた。何故だか一年中赤い葉をつけているモミジの木(?)にとまり庭を眺めている。この庭の東南の隅にあるモミジからは庭がよく見渡せる。

【2008/04/20 自宅(名古屋市) Canon 30D EF500mm F4L 1/60 F5.0】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


いただきます ・・・・ オオルリ
オオルリ


 川魚「あまご」のコース料理を食べる機会がありました。塩焼きで運ばれてきたのは、食べやすいように内臓がきれいに取り除かれ、口の部分から尾に少し太い竹の串がうってあるあまごです。あまごはそんな状態でも生への執着を失いません。串に固定された自由のきかない身体をビクビクと動かしています。そしてテーブルに用意されている真っ赤な炭火でこの川魚を火あぶりにして止めを刺し、哀れなあまごを食するというわけです。

 人は毎日の食事の中で多くの他の生き物の命を「いただいて」います。自分の命をつなぐために必要最小限の命をいただく。 しかしともするとこの事を忘れがちです。食事の前の「いただきます」とは料理を作ってくれた人、生産者への感謝とともに、この事を思い出すためなのかもしれません。

 僕は口の中でも動いている、いわゆる「踊り食い」の類は苦手です。このあまごの塩焼きもビクビクと動いているのを目にした時には少々ひいてしまいました。しかし出来上がった塩焼きは・・・・身がホクホクとしてとても美味しい。

 芋虫の踊り食いを食べるオオルリの「いただきます」が聞こえてきそうです。


【撮影メモ】
 渡って来たばかりのこの時期は囀らないので見つけにくいのですが、季節が進み囀るようになると空バックが多くなるのでこの時期を選びました。僕が見つけられなかっただけかも知れませんが、例年に比べると数が少なく感じました。この日もオスに出会ったはこの1回きりでした。
 オオルリは目の辺りの黒っぽい部分から腹の白までと輝度差の激しい被写体だと思います。少しでも陽が当たっていたりすると僕のカメラでは白とびをしてしまうので気をつけたつもりなのですが・・・。僕にはよくある事なのですが設定ミスでこの写真、ISO感度は1250です・・・。
他にはコサメビタキは元気に高い木の上で囀り、キビタキも2度ほど見かけました。

【2008/04/20 三重県民の森 Canon 30D EF500mm F4L 1/500 F4.0】

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本能の行為 ・・・ カワガラス
カワガラス


 滝川沿いを歩くと景色、色、匂いともに一週間前とは様子が大きく違います。人のそれぞれの思いが重くのしかかった桜花が散り、偽りの春も終わりです。山全体が活力に溢れ、本物の春が土埃の混ざった新緑色の空気をまといながらやって来ます。そんな空気の中、1羽のカワガラスが堰の中から水のカーテンを突き破り飛び出してきました。

 上流に飛んで行っては虫をくわえて戻り、堰の中へ消える。これを忙しそうに繰り返しています。どうやら堰の中で子育てをしているようです。一昨日、昨日と降った雨で水量が増し堰の中の様子は全く解りません。しかし水量が減ったら見えてしまうのではないかと心配です。

 子孫を残そうとするまさに本能の行為は、お相手探しのアピールに始まり競争に勝ってカップルとなり、交尾、子育て、そしてめでたく巣立ちをさせて完結するのでしょう。水かきもないのに流れに逆らって泳ぎ、潜って一生懸命に餌を捕り運ぶ姿を見ると本人は食べているのか? これまた心配になります。

 同じ大地に住みながら、相手へのアピールと交尾ばかりで、子育てをしない種族もいるようです。

【2008/04/12 岐阜県 養老町 Canon 30D EF500mm F4L】

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桜と「さくら」 ・・・ ニュウナイスズメ
ニュウナイスズメ


 梅が有名でちょうど1ヶ月前は多くの人で賑わっていた場所です。その梅園を囲むようにが植えられていて綺麗な花を咲かせてますがこの時期、不思議なくらいに訪れる人も疎らです。梅は花の季節をに譲ったものの、緑色の若々しい枝でその生命力を誇示しているかのようです。

 「さくら」についてはあまり良いイメージはありません。
記憶を辿ると小学校に上がった時の「さいた、さいた、さくらがさいた」みたいな文章があり、中学校に入学し英語を習い始めた時も「Spring has come」で始まるを題材にした英文を暗唱させられた記憶もあります。どうも作為的なものを感じるのは僕だけでしょうか?

 「さくら」には権威的、国家的なものを漠然とですが、感じます。
国家と戦争に結びついた過去があるからかも知れません。戦時中に戦意高揚に利用されたり、現在でも警察の紋章に使われているからも知れません。

 風もなく穏やかに晴れた空の下でがその花びらを落としています。犯人は枝に止まった2羽のニュウナイスズメのようです。には罪はないのですから、この鳥たちを見習ってこんな穏やかな日には、目の前に広がった「さくら」の目に見える美しさだけを観賞することにしました。

(撮影地 岐阜県

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鳥の言葉
キセキレイ


 早起きが苦にならない年齢にはまだ間があります。布団から起き出すのに勇気のいる気候ではないのですが、まだ眠い目をこすりながら自然の近くに出かけていきます。自然の中にはこの季節にしか出会えない花があって、生き物がいて、匂いがあって、音があります。

 上流の滝から続く川の両岸はがちょうど満開です。川沿いに上流をめざし坂を上がっていったところで一休み。休憩にこの場所を選んだのは満開のを目前に出来るからです。眼下を流れる川ではペアでしょうか、キセキレイが二羽楽しそうに追いかけっこをしています。そのうちに一羽が僕の頭上の電線に止まり美しい声と節回しではなし始めました。「愛の告白ならば電線ではなくこの美しいの枝が効果的だよ」と語りかけると、その言葉を理解したかのようにの枝に場所をかえました。心を透明にし、思考も停止させキセキレイの言葉に聞き入るのですが理解できません。残念です。

 人間は長く自然と距離をおいた生活のせいで、もう鳥の言葉をかつてのように理解することが出来なくなってしまいました。鳥の言葉を「鳴く」と表現することはとても残念です。

【2008/04/05 岐阜県 養老町 Canon 30D EF500mm F4L】

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