野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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たかんぼ

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 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
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国鳥 ・・・ キジ
キジ


 昨日、NEWSの中で「イスラエルでヤツガシラが投票の結果、国鳥に選出された」という記事を目にしました。選出理由は詳しく書かれてなかったので解りませんが、「投票」というのが面白いと思いました。

 日本の国鳥はご存知のように「キジ」です。
もしも日本でも国鳥選出の投票があり、投票権が僕にもあるとしたら・・・「ウグイス」に一票。

 この狭い島国の中で一生をおくり、その大半を笹薮の中で過ごす。
地味な羽色で、目立つことを良しとしない。繁殖時期にはすばらしい囀りを聞かせてくれるが、「声はすれども姿は見えず」・・・けっして表だって声をだすことはなく、藪の中で囀る。
 自己アピールが苦手なため昔から身近な鳥であるにもかかわらず、未だに多くの人に「メジロ」と混同される。ウグイスほど日本を、日本人を代表し象徴している鳥はいないのではないでしょうか。

 世界的な穀物価格高騰が続き、食糧危機も叫ばれるようになりました。日本の食料自給率は低迷を続けています。良く実った麦畑を前に日本代表のキジは何を思うのでしょうか。

【2008/05/24 愛知県 愛西市 Canon 30D EF500mm F4L 1/1600 F4.0】
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


鈴カステラ ・・・ シロチドリ
シロチドリ雛 シロチドリ


 「鈴カステラ」・・・大人になってあまり食べなくなりましたが、ツートンカラーでフワフワの丸いお菓子。
 触ると解けてしまいそうな羽毛を纏ったシロチドリヒナです。その頭はそう、「鈴カステラ」を思い出しました。

 本当にとても小さい。
 少し高くなった砂浜の上の疎らな草陰から草陰へと一直線に走る、走る、走る。大人になって「千鳥足」で餌を探して歩くことが出来るのかと心配になります。神様はまだ羽ばたくことを知らない小さな命に絶妙の保護色と不釣合いなほどの立派な足を与えたのでしょう。

 親鳥は首を傾げるような仕草で辺りを警戒しながら、近くで見守っています。しかし子供たちは親の心配をよそに右に左に自由に走り回ります。時々子供たちを見失うと親鳥は首を伸ばして探し、時には小さな声で呼んだりします。その声に答えるようにまた子供たちは一直線に親鳥の元へ走ります。

 捕食者からも美味しそうな「鈴カステラ」見えることでしょう。無事に育って欲しいものです。


【2008/05/25 三重県 鈴鹿川 Canon 30D EF500mm F4L 1/5000 F4.0】

テーマ:写真日記 - ジャンル:日記


大・中・小 ・・・ チュウシャクシギ
チュウシャクシギ


ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・シャクシギ」であってショウシャクシギではないです。
ダイサギ・チュウサギ・サギ」であってショウサギではないです。
どうでもよいことなのですが「音・音・訓」で、なんだか釈然としません。

オオルリ・ルリ
オオハクチョウ・ハクチョウ
オオヨシキリ・ヨシキリ
この流れは納得できます。

 こんな事を考えながら干潟を眺めていると、新婚旅行でハワイを訪れた時のことを思い出しました。
 滞在先のオアフ島では日本語で不自由がなかったのですが、マウイ島観光に出かけた時にそこでは日本語がほとんど通用しませんでした。しかしソフトクリームを買う時に現地のお店の方にサイズを「ダイ? チュウ? ショウ?」と尋ねられて驚いた経験です。

 チュウシャクシギが自慢の大きくて形の良い羽を持ち上げ、離陸しようとしています。

【2008/05/18 三重県 鈴鹿川 Canon 30D EF500mm F4L 1/4000 F5.6】

テーマ:写真日記 - ジャンル:日記


天敵 ・・・ ハヤブサ
ハヤブサ 季節は多少の行ったり来たりを繰り返しながらも確実に進んでいます。車中では汗ばむ程でしたが干潟は強い海風が絶えず吹きつけています。この日の干潟はハマシギの50羽程度の群れやキョウジョシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、などで賑わいを見せています。コアジサシの求愛給餌が見られ、また別の場所に目を移すとトウネンが水浴びをしています。

 のどかに見える干潟ですが鳥たちが慌てて一斉に飛び立つことがあります。ほとんどの場合は潮干狩りの人や散歩の犬に驚いてのことですが、「天敵」の出現という時もあります。
 人間に驚いて飛び立つときは、肝の据わった個体もいるようで干潟が空になることはなく、数羽が残って人間など気にもせずに餌探しをしています。しかし天敵の出現のときは干潟の中にいるすべての鳥が一斉に逃げ出します。

 この時は1羽のキョウジョシギハヤブサに捕食されました。少し残酷なシーンですが、天敵はその生物の個体数の均衡を保つという側面もあります。自然界でのバランスを保つ役割を担っています。

 自らの進歩によって「天敵」の存在がなくなった人類。世界の人口が60億人を数え人口増加の勢いは衰えるどころかそのスピードを増しています。人口増加による食糧危機も叫ばれて久しいですが天敵の存在のない人類はどのように「個体数」の調整を考えるのでしょうか。

【2008/05/18 三重県 Canon 30D EF500mm F4L 1/3200 F5.0】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ヒガラ
ヒガラ ヒガラ


 初めての場所へバードウォッチングに出かけるときは、前日からワクワクします。この日も「いつものフィールドと場所も標高も違うのだからきっと見たことのない鳥に出会えるのではないか」と期待に胸を膨らませるわけです。こんな時は「子供の頃の遠足前日のような気分」という表現が使えそうですが、僕は子供の頃には乗り物酔いがひどかったので遠足は楽しみではありませんでした。

 期待と同時にポイントもわからない初めての場所は空振りの不安も正直あります。しかし思い描いたような写真は撮れなくても、お目当ての鳥には出会えなくても新緑の中で自然を楽しむ、リフレッシュできる、その土地の美味しいものをいただく(搾りたての高原牛乳を飲む程度ですが)、それで良しと考える事が出来るようになってきました。プラス思考(決して負け惜しみではないです)で楽しむことにしています・・・せっかくの休日なのですからカリカリとしてストレスを溜めることはバカバカしいです。

 まだ春が訪れて間もない高原の遊歩道を歩いているとヒガラに出会いました。口にはいっぱいの巣材をくわえています。遊歩道から近い、細い木の裏側に巣穴があるようで直接は見えませんが、何度も運び込んでいました。

【2008/05/06 長野県 売木村 Canon 30D EF500mm F4L】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


「鳥と花の贈りもの」
 野鳥、鳥関係の本と言うとバードウォッチングの入門書や図鑑、写真集、探鳥地ガイド、歳時記の類が多くて読ませる内容の本は私の知る限りではとても少ないです。「鳥と花の贈りもの」はそんな少ない中でも珠玉の一冊です。

 著者の串田孫一という方を知っていたわけでもなく、期待して手にした本ではなかったのですが、帰って読んでみると本当にすばらしい本でした。バードウォッチングに出かけてその出会いを予想もしていなかったような鳥にあえた時の喜びにも似た興奮を覚えました。

 本の内容ですが61篇の野鳥と花と著者の出会いのエッセイです。美しく移り変わる自然の中でそれぞれの季節に花と野鳥に出会う。その出会いがテンポの良い、風格のある文章で綴られています。著者の野鳥との距離感がとても力が抜けていて、自然の愛し方の真髄が伝わってくるようです。いわゆるバーダー、バードウォッチャーとは全く違う視点での野鳥との関り方に、何故だか解りませんが「ホンモノ」を感じました。

 こんな美しい文書を書く「串田孫一」という人にも興味を惹かれます。調べてみると哲学者、詩人、登山家であり大学でも教鞭をとられていたようです。自然を愛し、思慮深く、豊かな人生を送られたことが文章からも伝わってきます。

 文章も漢字も僕には難しいところもありましたが、今も就寝前の少しの時間に何度も読み返す一冊です。

鳥と花の贈りもの」 暮らしの手帖社

テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌


居心地の良い場所 ・・・ ダイシャクシギ
ダイシャクシギ


 この干潟を初めて訪れたのはもう3年程以前のことです。まだバードウォッチングを始めたばかりで、初秋の頃の夕方でした。代休をとってウィークデーにフラフラと偶然に立ち寄った場所です。とても天気の良い気持ちのいい日で身体を撫でる潮風が心地よくて硬いコンクリートの堤防に横になったことを記憶しています。

 そこで初めてダイシャクシギを見て興奮しました。今、思えば当時はまだ干潮の時間を調べてから干潟に行くような知識もなく幸運な偶然でした。その時からこの場所は僕のお気に入りの場所の一つです。

 GWで好天に恵まれた河口付近の干潟は、干潮の時間を1時間も経過してくると干潟に入っていた潮干狩りの人々が帰り始めます。入れ替わるように今度は突堤の先を目指し釣り人が増え始めます。その間の短い時間はダイシャクシギ(手前)、チュウシャクシギ(奥)のゆっくりと食事の取れる時間です。

 視線を少し遠くに向けると穏やかな海ではサーフィンを楽しむ人もいます。釣り、潮干狩り、凧揚げをしてる人も・・・様々な思いで人がここに集まります。何人の人が野鳥に気が付いているのでしょう、気を使っているのでしょう?

 人々がレジャーを楽しむこの大切な場所は野鳥にとっても羽を休め、水を浴び羽を整える、餌を捕る大切な場所です。

【2008/05/04 三重県 鈴鹿川 Canon 30D EF500mm F4L 1/5000 F5.0】 

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


求愛給餌 ・・・ コアジサシ
アジサシ


 バードウォッチングを始めてから、僕の初夏はコアジサシと共に訪れます。河口に近いこの突堤付近では春の空気が残ってはいるものの、これからの暑い夏を予感させます。

 コアジサシは僕の最も好きな鳥の一種です。
 時には高速で、時には空中で停止し、また時にはゆっくりと漂い、初夏の青く眩しい空を自由に飛ぶ姿はとてもすばらしく、この鳥以上に美しく飛ぶ鳥を未だ僕は見たことがありません。
 細く先の尖った柔らかそうなその真っ白い羽は、見上げると青空に透けて輝き羽衣をまとった天女の舞を僕に想像させます。

 繁殖に向けてのカップリングの最中なのでしょう、彼女(写真右)に一生懸命に餌を捕ってきてはプレゼントをする彼(写真左)です。プレゼント受け渡しは瞬間的でとても早くあまりロマンチックではありませんでした。

 コアジサシ絶滅危惧種だそうです。この付近では普通に見られるのであまりピンときませんがこのカップルもまた次代に命をつないでいくことでしょう。

【2008/05/04 三重県 鈴鹿川 Canon 30D EF500mm F4L 1/6400 F5.0】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


まちぼうけ♪ ・・・ イカル
イカル バードウォッチングに早朝より出かけたにもかかわらず、声はすれども姿は見えず・・・・これではウォッチングじゃなくてリスニングだよ・・・なんてぼやきたくなる日もあります。この日もそんな感じの午前中でした。

 歩き回っても成果が得られない、そんな時はじっと待つことにします(実は疲れて動きたくないだけだったりする)。しばらく待っていると無意識に、そして自嘲気味に「まちぼうけまちぼうけ・・♪」といつ覚えたのかも忘れてしまった唱歌が口をついて出ます(この部分しかはっきりとした歌詞は覚えてませんが)。

 どうせ「まちぼうけ」ならと枝に白い花をいっぱいにつけた大きな木の前で待っているとウサギならぬ4,5羽のイカルがやってきました。僕のことを見かねたイカルたちは、花のフレームの中で短い時間ではあったけれどポーズをとってくれました。

【2008/05/03 岐阜県 池田の森 Canon 30D EF500mm F4L 1/2500 F4.0】

テーマ:写真日記 - ジャンル:日記


レンゲ畑 ・・・ アマサギ
アマサギ


 強い陽射しと少し湿気を含んだ空気は初夏を感じさせます。バードウォッチングから家路につく途中でレンゲ畑を見かけました。小学生の頃は通学路わきに普通にあって、レンゲ畑独特の匂いとともに記憶しているのですが最近では目にする機会が少なくなりました。残念ながら、レンゲ畑が春の風物詩であったのはもう昔のことなのでしょうか。

 この畑の周辺にも不連続にレンゲ畑が広がっていて落ち着く景色です。派手な原色に近い色ではないけれど、日本人が古くから親しんできた癒されるきれいな色だと思います。
 
 このレンゲ畑のすぐ隣では農機で畑を耕す作業が行われていました。農機で地面が耕され、出てくる虫を狙って数羽のアマサギが農機の後ろを小走りについて歩いています。
 レンゲソウを県の花に指定している岐阜県には、レンゲソウの咲く春をいつまでも大切にしてほしいものです。

【2008/05/03 岐阜県大垣市桧町 Canon 30D EF500mm F4L 1/8000 F4.0】

テーマ:写真日記 - ジャンル:日記



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