野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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Author:たかんぼ
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 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
 を適当に綴った覚書です。
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舵取り ・・・ シノリガモ
 シノリガモ_愛知県渥美郡田原市  シノリガモ_愛知県渥美郡田原市

 国道42号線沿いは春を待ちきれない黄色い菜の花が美しい。車の窓を閉めていると12月であることを忘れてしまうような気持ちのよい暖かさだ。

 遠州灘を望む愛知県田原市の海岸にやってきた。田原市はトヨタ自動車の城下町のひとつで、トヨタ・ショックによる来年度の法人市民税が8割以上の減収見込みという。企業、地方自治体ともにこちらは寒い12月だ。

 風はあまり感じないが、波が高い。岩礁近くでは高い波にもひるむことなく、シノリガモが潜水を繰り返す。波ごと岩礁にその体を打ちつけられるのではと心配になるが、そこは慣れたもので見事な舵取りである。

 日本経済を取り巻く環境も波高く、大荒れである。株価この1年の下落率も42%と過去最高だそうだ。荒れた大海での見事な舵取りのコツをシノリガモに聞いて見るのも一考か。


【2008/12/29 愛知県田原市 Canon 50D EF500mm F4L】
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テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


綿菓子 ・・・ ヘラサギ
ヘラサギ_滋賀県湖北町 寝ているヘラサギ、まるで綿菓子のようだ。綿菓子から割り箸の持ち手ならぬ、黒い足が一本出ている。

 縁日や祭りの露天で販売される商品も様変わりの感があるが、綿菓子は昔から変わぬようだ。

 ザラメに熱を加え液状にし、遠心力によって小さな穴から飛ばす。穴から出た液状のザラメはすぐに冷えて、糸状となりそれを割り箸で集める。そんな仕組みと聞いた。

 極少量のザラメに手を加え、空気を混ぜて実態の何倍もの大きさの商品を作り出す・・・なんだかこの不景気の原因を作った金融商品とも重なる。

 綿菓子は時間の経過や、振動が加わると小さく萎んでしまうが、バブルのように弾けて無に帰すようなことは無い。

 子供の頃、綿菓子が小さくなることが面白くて、手の中で小さく固めて食べたことを思い出した。

【2008/12/13 滋賀県湖北町 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


名前 ・・・ ミコアイサ
ミコアイサ_滋賀県湖北町 今年も残りわずかとなり、2008年の「10大ニュース」、「ランキング」が話題となる時期だ。

 私の10大ニュースのトップは「犬」である。今年5月に購入したオスのチワワ。あっという間に我が家の人気者となった。特に昨年連合いを亡くした母は、時間の許す限り一緒に過ごしている。

 犬の名前ランキングがいくつかの機関から発表されている。団体によって多少、違うがモモ、ナナ、マロン、チョコ、ラッキーといった名前が人気らしい。少々偏屈な主人に名付けられた我が家のチワワの名前は、あるサイトで調べてみたが有効投稿数2668頭の中にはなかった。

 冬の朝、静かな水辺をミコアイサが夫婦で散歩してるようだ。先を行くのがメスで、後について滑るように進む白いのがオスである。この並び順がよい。
 ミコアイサ・・・少々変わった名前である。漢字では「巫女秋沙」の字をあてる。変わってはいるが季節感と鳥の雰囲気をいい当てた良い名である。

【2008/12/13 滋賀県湖北町 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


役者 ・・・ コクガン
コクガン_湖北町 今シーズンのプロ野球、ドラゴンズファンの私には山本昌の200勝以外は、盛り上がれるところの無い寂しいシーズンであった。

 中日ドラゴンズからFA宣言の川上憲伸はメジャー入りが濃厚、中村紀洋は楽天へ、ウッズもいなくなった。今シーズンチーム打率は12球団中最下位の0.253、本塁打数もチーム140本のうち4割強の59本をウッズと紀が二人で打っており、来シーズンが思いやられる。

 数字以上にドラゴンズから球団の「顔」ともいうべき、個性ある役者たちが揃って去っていくことが寂しい。それぞれに新天地での活躍を期待してやまない。

 一方、滋賀県湖北町にはコクガン(写真)、コハクチョウ、マガン、オオヒシクイ、サカツラガン、ヘラサギ、オオワシなど役者が揃ってきた。

【2008/12/13 滋賀県湖北町 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


感謝 ・・・ サカツラガン
サカツラガン_滋賀県湖北町  サカツラガン_滋賀県湖北町

 アメリカの金融不安に端を発した世界同時不況、日本に住む我々の生活にも確実に影響を与え始めている。連日、報道されているように、内定取り消し、派遣社員の契約解除、大規模な人員削減等、年の瀬も押しつまって、労働者には一層冷たい風が吹く。職と住まいを一度に失くしてしまう非正規社員、雇用不安から心の病を患う人たちもいるらしい。

 丈夫な身体に生んでくれた両親に対して、感謝の気持ちも忘れがちになるほど、今まで大病を患うことも無く健康に過ごして来た。当たり前のように健康に過ごしてきて、時々風をひいては、健康のありがたさを身にしみて実感する。

 「給料が少ない」だの、「休日出勤が多い」だのと文句を言いながらも、当たり前のように正社員として今まで運よく過ごして来た。「こんな会社辞めてやる」と思ったことも・・・。

 人は大切なものは失ってからでないと、気づかないものなのだろう。

 写真はオオヒシクイの群れに混ざっているサカツラガン。湖北町を訪れるのは今シーズン3度目になる。休日の度に趣味のバードウォッチングに興ずることが出来るのも、職があっての事である。働く場所のあることのありがたさ、健康のありがたさに感謝だ。

【2008/12/13 滋賀県湖北町 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記


斜陽 ・・・ ミユビシギ
ミユビシギ アメリカでは経営危機に陥ったビッグスリー(米自動車3大メーカー)に公的資金を入れて支援するかどうかで混乱の様相だ。

 日本のマスコミでは「ビックスリー」と称されるが、アメリカでは「デトロイトスリー」とも呼ばれるようで「もはや国を代表する会社ではなく、一地方都市の会社に過ぎない」そんな意味が込められている。

 陽が西に傾きやがて沈んでゆくように、アメリカの自動車産業は斜陽産業となりつつあるのかもしれない。環境対応車等でリードする日本の自動車業界にもその長い影を落とす。

 冬の夕暮れ、潮が引き始めた海岸でミユビシギがたたずむ。西に傾きかけた陽はミユビシギを一段と白く照らし、砂浜に冬色の長い影を落とす。

【2008/12/06 三重県津市 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


泥 ・・・ タゲリ
タゲリ_三重県 自民党本部で中川元幹事長の呼びかけた「生活安心保障勉強会」の設立準備会が57名の国会議員を集めて行われたそうだ。麻生政権に批判的な中川氏の呼びかけとあっては、政界再編や政局をにらんだ動きととられても仕方あるまい。

 党を挙げての結束が必要な時に党内での泥仕合は、不謹慎だがTVの年末特番なんかよりは見ていてずっと面白い。麻生丸を泥舟と見切って、沈まぬうちに我先にとの姿も滑稽だ。

 自民党丸が泥舟と解ったときの議員先生の動きが、そして人間臭いドラマが、今から楽しみである。政治家と政治屋を見分けられるかもしれない。

 タゲリである。黒くて大きな目、見る角度によってその色調を変える美しい羽、そして何よりタゲリを特徴づける冠羽。全体のバランスもよく美しい形をしている。
 ただ、惜しむらくは、わたしは何度もこの野鳥を観察する機会に恵まれているが、未だに嘴に泥のついてない個体にあったことがない。いつも口元が泥だらけだ。

 昨今は野菜も泥つきのものが好まれるそうだ。そう思うと泥つきのタゲリは元気そうに見える。

【2008/12/06 三重県 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


お願い事 ・・・ オナガガモ
オナガガモ_岐阜県松尾池 紅葉を映す池の辺でオナガガモが、拍手を打って、お願い事をしている。

 「年末ジャンボ宝くじで3億円が当たりますように・・・」ではなく、「綺麗な羽も生え揃いました。彼女が見つかりますように・・・」といった内容であることを私は確信している。

 それは、オナガガモがお願い事をする数分前の出来事であった。同じ池の中央辺りのマガモのペア。それとはなしに観察をしていると、2羽が首を上げ下げしはじめた。何度かその動きを繰り返し、2羽の動きがシンクロしたように見えた時、オスがメスの上に・・・。

 オスに乗っかられたメスは、水中に沈んでしまった・・・苦しくないのかなぁ・・・心配には及ばなかった、早い、早い、時間にして数秒程度のエッチである。メスはすぐに水面に何事も無かったように顔を出した。さすがは水鳥、エッチも水中か~、やっぱり水は生命の源なんだ・・・変に感心をしてしまった。

 この時期の交尾は、メスの準備がまだ整っていない為に実際には、子供は出来ないらしい。

 この一部始終を羨望の眼差しで見ていたオナガガモ。お願い事を始めたのは、この出来事の後、間もなくであった。

 カメラはマガモの交尾を捕らえていたが、シャッター押さなかった。

【2008/11/30 岐阜県松尾池 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


粋 ・・・ アカツクシガモ
  アカツクシガモ_湖北町  アカツクシガモ_湖北町

 アカツクシガモである。
「鴨」とは名乗ってはいるが、余り鴨らしくない。体型も鴨というより雁に近いように見える。
色も鴨らしくない、パステル調である。アカというよりは淡いオレンジ色に近く、日に焼けたぬいぐるみを思い出すような色調だ。

 何よりも一羽だけで、堂々としているところが鴨らしくない。こういった「らしくない」ところが、天邪鬼な私にはたまらない。「らしくない」ところが、私には「粋」に映る。

 「らしくない」バードウォッチャーに、私は出合ったことが無い。
私を含めて、皆、一目でそれと解る。たとえ常備品の双眼鏡や三脚、カメラなどを持っていなくても、「どこで?」と問われても困るが、なぜか不思議と解ってしまう。粋の対義語は「野暮」。
粋なバードウォッチャーになりたいものだ。

 アカツクシガモ、伸びの形まで「粋」である。

【2008/11/29 滋賀県湖北町 Canon 50D】

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失敗作 ・・・ オシドリ
オシドリ_岐阜県松尾池 神様も時には失敗をする。創造主の作品の中で一番の失敗作は人間であろうが、オシドリもまた失敗作の一つであろう・・・見る度に、私はそんな気がしていた。あまりに人工的な姿と、多すぎる色彩。

 図鑑で初めてこの鳥を知ったとき、そして初めて実際に目にしたときも・・・うまく言葉に出来ない違和感を感じた。

 しかし、その自然からかけ離れた姿と色彩は、作品の出来、不出来に関係なく人の目には美しく映る。

 鴛鴦や下行(したゆく)水に八重の色   馬場存義

 山間の池をかこむ木々が色づき、水面にその色を落とす。この短い期間のために創造主はオシドリをデザインしたのである。見事なまでに紅葉に溶け込むオシドリは失敗作ではなかった。

【2008/11/30 岐阜県松尾池 Canon 50D】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


メタボリックシンドローム ・・・ オオヒシクイ
オオヒシクイ_湖北町 日本人の三大死因はがん、心臓病、脳卒中。中でも、心臓病と脳卒中の原因は動脈硬化。この動脈硬化を引き起こすキーワードが数年前からよく耳にする、「メタボリックシンドローム」という事らしい。

 メタボリックシンドロームの要件のひとつに、「内臓脂肪型肥満」があるが、簡便に腹回りのサイズで、男性85センチ以上、女性90センチ以上とされているようだ。今年から会社の健康診断でもサイズを計測された。

 私の腹回りは、おかげさまで何とか85センチ内に収まっているので、安心をしていたが、 先日、「腹囲と動脈硬化の関連は少なく、おなかが出ているからメタボリックシンドロームというわけではない」との記事に触れた。つまり「お腹が出ていないからメタボでない」とは言えないということだ。見た目だけでは、判断が出来ないようである。

 バードウォッチングを続けながら幸せな老後を送りたい、と願っている私だが、健康診断の度にコレステロール値に赤線を引かれている。・・・生活習慣の改善を心がけねば・・・。
 生活習慣の管理ができず、喫煙など自らリスクの高い生活習慣を送っている人は、近い将来、健康保険料の引き上げもある、そんな時代になってきている。

 見た目では、立派なメタボであるオオヒシクイ、体重は5kg前後もあるらしい。地上を歩いている姿は、足が短くて、小太り。愛すべき中年お父さん体型である。しかし陽の沈みかけた琵琶湖を飛翔するその姿は美しい。

【2008/11/29 滋賀県湖北町 Canon 50D

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真



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