野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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Author:たかんぼ
【このBLOGについて】
 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
 を適当に綴った覚書です。
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不思議な干潟
谷津干潟 千葉県の谷津干潟へ出かけた。不思議な干潟である。

 四方を陸地に囲まれ、池や沼を思わせる。北側と東側にはマンションが立ち並び、干潟の上をJRの線路と自動車道が走る・・・海が見えない。

 陸地に囲まれているので、干潟を囲む周遊道がある。北側には観察用のぞき窓が数箇所、南側にはスコープ完備の観察センター(入場料300円)もあり、バードウォッチングの環境は整備されている。周遊道には似付かわしくない、「チカン注意」の看板も目に入る。。

谷津干潟 ハマシギ、オオソリハシシギ、ダイゼン、コチドリ、メダイチドリ、キョウジョシギ、オバシギ、キアシシギ等のシギ、チドリ類やカモ類ではヒドリガモ、ハシビロガモ、コガモも残っていた。他にはコオバシギ、ミツユビカモメの姿もあった。

 経済活動と環境保全、せめぎあう中で現在の姿となったのだろう。
 特殊な立地ゆえに、人の力無しでは成立しない不思議な干潟に渡り鳥の存在が、命を吹き込む。私は初めて訪れたが、とても興味を覚えた。

【2009/04/26 千葉県 谷津干潟 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L】


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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


再会 ・・・ ナベヅル
ナベヅル_福井県三国町 土日祝日の上限料金を1,000円とする高速道路の割引が3月末から始まった。

 「本当に景気対策になるの?」 「温暖化ストップでCO2削減が求められている今、時代に逆行しているのでは?」 などと天邪鬼な私も、ご利益に預かり福井県まで出かけた。

 雄島に渡る朱塗りの橋では、多数のイワツバメが迎えてくれる。島全体が神社のようなこの島の灯台近くから海を眺める。遠くで海鳥の群れが騒がしい・・・イルカだ。初めて見る天然イルカに少し感動。

 昼食は焼き魚定食を頂いたのだが、なんと、大きな皿に焼き魚が5種類、もちろんこれで一人前である・・・美味しかったが、少々食べ疲れた。

 ハマナス公園(福井市)では、首から舶来の高級双眼鏡をかけた紳士に、ナベヅルの情報を頂いた。

 1月末に鹿児島県出水で出会っていた個体かもしれない、と勝手に思い込み、福井での再会を喜んだ。ここで見るナベヅルもまた格別である。

【2009/04/19 福井県三国町 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


春の田圃 ・・・ クサシギ
クサシギ_愛知県愛西市 畦草の青さもさびし旅の鳥

 春は田圃がいい。

 畦には、野草が指先ほどの花を咲かせ、みずみずしい色の葉は、生命感に溢れている。

 風は冬の匂いを残すように冷気を含みながらもやさしく、水を張った田圃にはさざ波が立つ。

 そんな田にクサシギが一羽、降り立つ。群れをつくらないクサシギは、遠くユーラシア大陸北部まで、きっと一人旅の途中であろう。

 人は強がって見せても独りでは寂しいものである。

【2009/04/11 愛知県愛西市 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真俳句 - ジャンル:写真


新幼稚園児 ・・・ ハマシギ
ハマシギ_鈴鹿川派川 朝の通勤時、私にとって興味深いシーンに出会った。

 この4月から幼稚園に通い始めたのだろう、真新しい制服と帽子の子供が大声で泣いている。どうも幼稚園に行きたくない様で、母親の手を振りほどいて逃回っている。

 母に言わせると私は幼稚園の2年間、1日も欠かさず泣いて通ったそうだ。母は泣いて嫌がる私をとにかく送迎バスに乗せ、後に心配になって幼稚園に様子を見に行くと、泣いていたことが嘘のように元気に遊んでいたらしい。

 何が嫌で泣いていたのか全く思い出せないが、団体行動は今でも苦手で、そんな所に原因があったのかもしれない。

 今朝の新幼稚園児がどうしたのか見届けられなかったが、明日は泣かずに行けるといいな、と思う。

 干潟に渡りの途中か、ハマシギが立寄る。私と違い団体行動が得意だ。常に群れで行動し、一糸乱れず右へ、左へと飛ぶ様子はいつ見ても感心する。
 
【2009/04/18 三重県鈴鹿川派川 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


原風景 ・・・ タシギ
タシギ_愛知県愛西市 畦草が勢いを増し、青く萌え、水を張った田圃にその色を映す。
 目を凝らすと、無数の小さなオタマジャクシ。私の影に驚いて一生懸命にその長い尾を動かすが、全くスピードが出ていないのが面白い。

 所々でタシギが頭を上げることなく、腰を折るようにして嘴を田に入れては出し、また出しては入れる。まるで、田を起こしているように見えた。

 現在では、田を耕すのは機械の仕事である。科学の進歩によって、人が重労働から解放され、より生産的で効率的な方法で仕事をしていくゆくことは歓迎すべきことである。

 しかし、スローなオタマジャクシと田を起こすタシギの様子が原風景と重なり、少しホッとした。

【2009/04/11 愛知県愛西市 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


イチゴ ・・・ オジロトウネン
オジロトウネン_愛知県愛西市 名古屋でも気温は25℃を超え、初夏を思わせる日である。それでも水を張った田を渡る風は、多少の冷気をおびて心地よい。

 田圃に沿って止めた車内の運転席からオジロトウネンを眺めていた。遠くで餌とりに夢中である。辺りには人影もなく、田圃風景と心地よい風の中でゆったりとした時間を楽しんでいた。

 「にいちゃん」。突然、助手席側から声がかかった。驚いた私は、「うわっ」と大声を上げて、双眼鏡ごと振り向いた。声の主は、農作業の途中らしき、60代と思しきおばあさん。
オジロトウネン_愛知県愛西市
 「にいちゃん、これ食べるか?」差し出された手には、真っ赤に色付いた大きな大きなイチゴが数個あった。遠慮なく頂戴したもぎたてのイチゴは、とても甘くて美味しい。

 イチゴの味もさることながら、嬉しかったのは「にいちゃん」と呼ばれたこと。このおばあさんからすれば「にいちゃん」なのだろうが、一般的には「おじさん」である。ここ何年も妹以外から「にいちゃん」と呼ばれた記憶はない。

 気を良くした私は、おばあさんとしばらく取留めのない会話で時間を過ごした。気が付くとオジロトウネンは、車のすぐ近くで、変わらず餌とりに夢中になっていた。

 美味しいイチゴ、ごちそうさまでした。

【2009/04/11 愛知県愛西市 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


タイトル俳句 ・・・ コチドリ
コチドリ_三重県松阪市  春さみし水面に鳥の思ひこゑ

 自己表現の一つである写真、技術の未熟な私でも、写すことのできないものを表現したい場合がある。

 写真俳句なるものがある。呼称は様々なようだが、写真と俳句を組み合わせることで表現の幅を広げることが出来るようで、作家の森村誠一氏が「写真俳句のすすめ」という本も出版されている。

 森村氏によれば「写真が俳句の説明だったり、俳句が写真の説明にならず、それぞれ単独でも説得力のあるものが理想」とのことで、下手な写真を、これまた下手な俳句で説明しようともくろむ私の意図とは違うようである。

 理想は理想であるが、ひとまず、写真に五・七・五のタイトルを付ける、タイトル俳句とでも言うべきか・・・そんなイメージでコチドリの写真に俳句ならぬ、タイトルを付けてみた。

【2009/04/05 三重県松阪市 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真俳句 - ジャンル:写真


都会の花見 ・・・ ツルシギ
ツルシギ_三重県松阪市 目黒川の桜は満開だった。
 昨日、中目黒での商談後に駅まで、山手通りではなく、目黒川に沿って満開の桜を見ながら歩いた。桜の時期に訪れるのは始めてである・・・なるほど、桜花は美しい。

 コンクリートで護岸された目黒川、水はアスファルトの歩道から5、6m下を流れる。桜は川の流れに吸寄せられる様に、枝を川底に向かって伸ばし、花は幅の狭い川を左右からアーケードのように覆う。

 土が全く見えない都心の花見に少々驚いた。地元での花見は土ぼこりとセットで記憶にあるからだ。
ツルシギ_三重県松阪市 もう一つ驚いたのは、やはり人出の多さである。特にご年配の方が多く、とても楽しそうだ。

 この国は平和なんだ・・・と改めて思う。隣国のミサイル発射実験も、老後を脅かす年金問題も他国の事かとの錯覚に落ちる。この平和が長く続くことを祈るばかりである。

 オレンジ色の足が鮮やなツルシギもゆっくりと羽を休める。平和な時間の流れるこの場所でも、ツルシギは辺りへの警戒を怠ることは決してない。

【2009/04/05 三重県松阪市 Canon 50D EF500mm F4L】

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真


春の風物詩 ・・・ ヒレンジャク
ヒレンジャク_市川市大町公園 サクラもやっと満開となり、華やかさが春を演出する。

 四季のある日本に生まれ育ち、四季折々の風物が身体に刻み込まれている。

 今年は、レンジャク(ヒレンジャク、キレンジャク)の飛来数が多いのか、それとも情報手段の多様化で、情報が入手し易くなったのか、耳にする機会も多かった。

 色が美しく、姿も良い、 決して珍しい野鳥ではないので、簡単に見られるし、頻繁に水を飲むので撮影も容易だ。そんな事からかバードウォッチャーには、人気が高い野鳥である。その人気ゆえに、レンジャクが集まる場所には人も集まり、マナーも問われる。

 レンジャクは秋の季語のようだが、私にとっては、春の風物詩である。

【2009/03/28 千葉県市川大町公園 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L】

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