野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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たかんぼ

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 バードウォッチング、野鳥撮影の
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別所沼公園 ・・・ オナガ
オナガ_さいたま市別所沼公園 さいたま市、別所沼公園を訪れた。
 ジョギング、ウォーキングと運動をしている人の多さに驚いた。健康管理、体力増進への関心の高さを感じるが、それにしてもこの暑さの中、感心するばかりだ。

   Tシャツの色を濃くして走り去り

 出来るだけ健康な老後でありたいし、痴呆症にも出来ればなりたくない・・・不安で不確実だからこそ、健康、体力維持に努める。確実なのは「人間は必ず死ぬ」こと。
 生と死は表裏一体、より良く生きることは盛んに論じられるが、「死」については「生」ほどには語られない。

 日陰で形の良い石に腰掛けてボーッとしているとオナガの大声が耳に入った。視線を移すと太陽の眩しさに喜ぶ樹々の間から二羽が勢いよく飛び出した。

   噴水の上をまた飛ぶオナガかな

(撮影日:2009/07/26 さいたま市別所沼公園 Canon 50D EF100-400mm f4.5-5.6L)
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テーマ:写真俳句 - ジャンル:写真


富山県(3) ・・・ ホシガラス、カヤクグリ
ホシガラス_立山室堂平 ライチョウを見た後、室堂平でソフトクリームも食べ、地獄谷で真っ黒になったゆで卵も食べた。室堂ターミナルへと引き返す途中、ホシガラスに出合った。

 ホシガラスは突然、2,3m先の草むらに降り立ち、観光客に愛想を振りまく。人間を気にしないようで、1m程度まで近づいて写メを撮ろうとする人にも逃げることなく応えていた。
 カラスと名付けられてはいるが、平地にいるカラスよりずっと小さく愛嬌たっぷりで可愛らしい。

カヤクグリ_立山室堂平 よく見るとハイマツには赤い花と硬い実が付いている。ハイマツより少し高い木の枝ではカヤクグリがさえずる。

 カヤクグリ、高山帯の鳥では名前も姿も地味な部類であるが、日本固有種であるらしい・・・とても日本らしくて妙に納得してしまう。

 チリ、チリ、チリ・・・その澄んだ声は、雲上の大地に広がる青空に届くようだった。

(撮影日:2009/07/20 富山県立山室堂平 Canon 50D EF100-400mm f4.5-5.6L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


富山県(2) ・・・ ライチョウ
ライチョウ_立山室堂平 富山市内に宿を取り、夜は富山の地物を堪能した。残念だったのは、旅の目的の一つでもある「大喜」のラーメンが食べられなかったこと・・・日曜定休日でした。

 二日目は朝7時のケーブルカーで立山駅を出発。
 室堂平は昨日とは打って変って晴天、まるで違う場所に来たようだ。みくりが池に映る山々は残雪が美しく、空は限りなく青色が深い。
 硫黄の匂いが混ざった山霧に包まれた神秘的な昨日の表情とは全く違う。

 昨日、ライチョウを確認した場所へ急ぐ。果たしてライチョウは岩の上にゆっくりと佇んでいた。
 室堂ターミナル隣の立山自然保護センター3Fにライチョウの目撃情報を寄せるとライチョウ観察記念と書かれたライチョウ(冬羽オス)の写真入シールを同行の妻の分と2枚頂いた。普通のシールであるが何だかとても嬉しい・・・何処に貼ろうか。

 季節に、日に、時間によって大きく表情を変える立山室堂平、懐の深さを感じずにはいられない。
(撮影日:2009/07/20 富山県立山室堂平 Canon 50D EF100-400mm f4.5-5.6L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


富山県(1) ・・・ トキ
  トキ_富山県黒部市   トキ_富山県黒部市

 今回の室堂平への旅は2週間前に思い立った。当初予定は7月18、19日だったが、天気予報が雨のため、18日朝、ホテルに無理をお願いし19、20日へと変更した。

 19日、11時過ぎに室堂平に到着。現地は雨こそ降ってなかったが、霧は濃く視界が悪い。風も強く時折20mを超える突風が吹きつける。それでも地獄谷手前の岩場で、ライチョウの姿を確認し、室堂平を後にした。

 その後、黒部市へ。
 佐渡で放鳥されたメスのトキ(個体番号04)が5月に黒部市に飛来し、トキメキと名付けられ特別住民票まで交付されたニュースを聞いていたので、機会があれば是非、見てみたいと思っていた。不思議なもので立山室堂平の荒天が幸いした。

 想像とは異なり市街地に近い田んぼにその姿があった。背中につけられた発信機とアンテナが種の不幸な歴史とこの個体にこめられた願いを象徴する。トキを目の前に、野生復帰計画の成功を祈るばかりである。

(撮影日:2009/07/19 富山県黒部市 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


命を掴む ・・・ オオセッカ
   飛魚の如くに輪を描きオオセッカ

   茎掴む力強さやオオセッカ

   オオセッカ_千葉県笹川   オオセッカ_千葉県笹川

 鳥声の広がるアシ原でも、一際賑やかなのがオオセッカの多いエリアである。

 忙しそうな声をあげながら飛出し、さえずりながらまた飛込む。この動作を数羽が一緒になって繰り返す。

 以前に見た沖縄本島から離島へと渡る船の横を飛魚の群れが、勢いよく水面から飛出し、また海へ戻る光景と重なった。

 細くて折れてしまいそうな足で器用に掴んでいるのは、茎だけではないように映った。受け継いだ命、そして次代に受け渡す命・・・命を掴みながら歌うオオセッカの声が止むことは無かった。

(撮影日:2009/07/11 千葉県笹川 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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風 ・・・ コヨシキリ
コヨシキリ_千葉県笹川 曇り空とはいえ、紫外線は容赦なく肌を焼く。日焼け止めを塗ってはいるが、チリチリと音が聞こえるようだ。

 時折吹く川風は、そんな肌を優しく包み、汗をかいた肌から熱を奪ってくれる。

 気持ちよく歌うコヨシキリにはこんな爽快な風も迷惑なようで、鳴きながら姿勢を保つのが大変そうだ。向きを変えたり、羽ばたきながらバランスをとる。

 人間界にも色々な風が吹く。
 日曜日に行われた都議会選挙、衆院選の前哨戦として注目を集めた。結果は追い風に乗った民主党の勝利。

 臆病風に吹かれた訳でもなかろうが、解散を先延ばしにしてきた自民党には逆風が吹き、都議選の散々な結果に党内にもすきま風が吹く。

 人間界の風向きは変わりやすい。総選挙の8月30日までに風向きは変わるのか、神風は吹くのか。
 総選挙当日までは不謹慎かもしれないが政治が面白い。

(撮影日:2009/07/11 千葉県笹川 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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コジュリンこうえん ・・・ コジュリン
コジュリン_千葉県笹川   川風にゆられて鳥のあわてけり

   鳥声の降り重なりて草青し

東京での週末、以前より行ってみたいと思っていた千葉県は香取郡東庄町笹川を訪ねた。

 上野から京成で成田まで1時間、成田から笹川まで1時間と予想はしていたが時間的にはきっちり3時間程度と遠い、遠い・・・電車に座っていてお尻が痛くなった。

 笹川駅から利根川までは、駅近くのコンビに寄っても徒歩で15分程度。堤防に近づくにつれ、よく聞く声から初めて聞く声までにぎやかな鳥声が聞こえてくる。

 堤防に沿って「利根川コジュリンこうえん」に向かって歩きだす。コジュリンが所々で囀っている、聞きなれたオオヨシキリ、セッカの声も聞こえる、コヨシキリが空に向かい黄色い口をあけ、オオセッカは低い場所で喉を鳴らすように歌う。

 これでは全く歩みが進まない。結局、コジュリンこうえんを見ることなく時間切れ。

 笹川、成田間の車窓からは一面の水田の緑が印象に残る。利根川のアシ原も夏草もその勢いが生命を感じさせる。頑張って来てみてよかった。

(撮影日:2009/07/11 千葉県笹川 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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霧ヶ峰 ・・・ ホオアカ
  霧ヶ峰_ホオアカ   霧ヶ峰_ホオアカ

   霧ヶ峰花静まれり鳥の歌

   ホオアカも歌忘れけり山つつじ

 蒸暑く、まるでサウナの中にいるような1日である。
 こんな日は、高原で暮らす鳥たちが羨ましい。毛虫を食べるのは御免だが、花に囲まれ、草原を走る爽やかな風を受けながら暮らす鳥になりたいと思う。

 傍で見ているほど、野鳥の暮らしも楽ではないだろう。生存率も低く、かなりの幸運に恵まれないと成鳥になれないと聞く。

 人間らしく生きること、自分らしく生きることが難しい時代。本当に生きている人間は如何ほどか?野鳥の生存率と比べてもそう多くはないだろう・・・やはり私は鳥になりたい。

(撮影日:2009/07/05 長野県霧ヶ峰 Canon 50D EF500mm F4L)

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別天地 ・・・ ノビタキ
霧ヶ峰_ノビタキ 気温は13℃。
 ジメジメした高温多湿の街中とは違い、ここ霧ヶ峰は別天地である。雲の多い天気とはいえ、草原を渡る風は心地よく乾燥している。

 高原は花の季節をむかえ、レンゲツツジが美しい。私のお気に入りはコバイケイソウで白いホワホワ感がなんともたまらない。気の早いニッコウキスゲも咲き始めている。
霧ヶ峰_ノビタキ 特に人出の少ない早朝は格別である。
 多少無理をしても早起きをした甲斐があった。

 別天地たる所以は、もちろん日常生活を送る街とはかけ離れた景色や環境によるところもあるが、一番は人間の数である。いくら贅沢な自然に囲まれても人が多くては、街と同じで興ざめだ。人が多数集まればろくなことはない。

 草原が花に彩られる季節、霧ヶ峰を訪れる人の数も増える。容赦なく持ち込まれる人間の都合は、繁殖中のノビタキには迷惑な話であろう。そして私も迷惑をかけている一人である。

 10時を過ぎる頃、人も車も増えてきた。心地の良い時間は終わり、色褪せた別天地をあとにした。
(撮影日:2009/07/05 長野県霧ヶ峰 Canon 50D EF500mm F4L)

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上野動物園 ・・・ アオサギ
アオサギ_上野動物園 上野まで出れば、美術館や博物館は素通りしても、動物園には吸い込まれるように立ち寄ってしまう。

 ケープペンギンとアオサギ
 もちろんアオサギは動物園で飼育されている訳ではない。ペンギンの餌やりの時間が近づくと、お相伴にあずかろうと待機している。
 餌の小鯵を狙っているのはアオサギだけではない。ウミネコ、ダイサギも駆けつけている。

 ここではアオサギはまるでミサゴのように、水中に飛び込んで餌をとる。

 アオサギは隣のカリフォルニアアシカの餌やりでも隙をうかがう。生まれたばかりの赤ちゃんアシカが人気を集め、アオサギに視線を送る人は少ない。
アオサギ_上野動物園
 ここでは、ペンギンとは勝手が違うようで、なかなか飛び出せず結局、餌を手に入れることは出来なかった。アシカが近くを泳ぐと半歩下がる姿が印象的だ。

 どうしてこんな薄汚れて、殺伐とした都会で暮らしているのだろう ・・・ 大きな翼を持つアオサギは、何処へでも自由に飛べるのに。

(撮影日:2009/06/28 東京都上野動物園 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L)

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真



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