野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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たかんぼ

Author:たかんぼ
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 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
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いわし雲 ・・・ キビタキ
キビタキ_東京都水元公園    黄鶲の地鳴きも高しいわし雲

 キビタキは繁殖ために春、日本へやって来る夏鳥。山地で繁殖し秋にはまた東南アジアへと渡ってゆく。春と秋、渡りの途中に都市部の公園でも短い間ではあるが見ることができる。

 キビタキを詠んだ詩歌は、夏であることが多いが、私が見かけるのは春と秋が多い。

 この日も都市公園でキビタキを見た。夏のさえずりとは違うが、地鳴きもまた趣がある。高いところで鳴いているようで、木の葉に遮られ姿がなかなか見つけることができない。

 その姿を見つけようと天を仰ぐ・・・澄んだ空には鰯雲が広がっていた。

(撮影日:2009/09/27 東京都水元公園 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L)
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テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学


昼寝 ・・・ チュウシャクシギ、アカアシシギ
  チュウシャクシギ_愛知県豊橋市   アカアシシギ_愛知県豊橋市

 春眠暁を覚えずという。春は寝心地がよく、朝なかなか起きられない。秋もまた快眠の季節であるが、秋は昼寝が心地よい。

 豊橋市の紙田川河口に行ってみた。
 干潮時でダイゼン、セイタカシギが多く、オバシギ、アオアシシギも泥に嘴を入れている。しかし野鳥までの距離が遠く、コオバシギ、コアオアシシギっぽいのもいるが10倍の双眼鏡では私には同定は不可能である。

 河口の堤防は気持ちの良い風が吹き、双眼鏡で凝視しすぎたのか、陽気のせいか、睡魔に襲われる。もう少し時間が経てば鳥も近くなろうと、そのまま睡魔に身を委ね、昼寝をすることにした。

 快眠を貪り、目が覚めると1時間以上が経過。鳥は近くなっていたが潮は満ち始め小さくなった干潟に残っていたのはソリハシシギとサギ類だけになっていた・・・まぁ、これも秋らしい一日の過ごし方である。

(撮影日:2009/09/22 愛知県豊橋市 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


ツタウルシ ・・・ ゴジュウカラ
ゴジュウカラ_戸隠高原 8月に訪れた戸隠高原、1ヶ月が経ってずいぶん様子が変わっている。夏に訪れた時よりもずっと空気が澄み、草木は花にかわり、赤や紫の実で森林植物園内の森を彩る。

 寒いくらいの戸隠であるが、紅葉にはまだ早く、森の木々は夏と変わらぬ緑色の葉を風に揺らしている。

 目を引くのはツタウルシ。樹木をはい、その形の良い真赤に色付いた葉は、音も立てずに木々を燃やす炎のようにも見える。すべての樹木にはってるわけではない、絶妙な間隔で樹木をはい、まるで配置されたかのようだ。

  木洩れ陽になお燃えさかりつたうるし
 
 一時たりともジッとしていないゴジュウカラ。ツタウルシのはう樹木で得意のポーズをとる。
 残念ながら写真のツタウルシは真赤とはいかないが、五色に彩られた葉もまた味がある。

(撮影日:2009/09/20 長野県戸隠森林植物園 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


シルバーウィーク ・・・ ノジコ
ノジコ_戸隠高原 シルバーウィーク、なかなかうまい命名である。この秋の連休を利用して戸隠高原へ。

 計画的に物事を進めることが苦手な私は、戸隠行きも前日に天気予報を見ながら決めた。当然、宿も取れず、車中泊を余儀なくされた。

 渋滞を避け、到着は夜中であったが、真暗な木立の間から覗く丸く広がる夜空は、空の高いはずの秋に、無数の星のきらめきが手に掴めるほど低く感じられた。

 早朝6時半、車の温度計では7℃と寒い。日中になっても、厚手のジャンパーを脱げなかったし、薄手の手袋も一日中つけていた。

 連休中とあって戸隠神社奥社への参道は、多くの人で賑わっているが、植物園内を散策する人は少ない。バードウォッチャーも中途半端な時期とあって多くはない。

 野鳥は種類も数もこの時期なりであるが、久しぶりに山でのバードウォッチングを楽しんだ。
 写真はノジコ。この時期、目立つ場所に出てくれないが、はっきりとした白いアイリングがが可愛らしい。

(撮影日:2009/09/20 長野県戸隠森林植物園 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


秋の海 ・・・ トウネン
トウネン_石川県   秋の海旅鳥いざなふ白さかな

 何処から現れたのか、気が付くと群からはぐれたトウネンが一羽、海を眺める私の前にいた。

 小さな身体に人間の想像も出来ないほどの飛行能力を身につけたこの鳥は、この居心地の良い場所を離れ難いように何度も振り向く。

 傾きかけた太陽に照らされる日本海は、光の粒で溢れ、まるでトウネンに道標を与え、南への旅を誘うように見えた。

(撮影日:2009/09/13 石川県かほく市 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:写真俳句 - ジャンル:写真


日本海 ・・・ ミユビシギ
  ミユビシギ_石川県  ミユビシギ_石川県

 日本海をゆっくりと眺めるのはずいぶん久しぶりである。やはり太平洋とは様子が違う。

 様子ばかりではない。日本海には太平洋に無い、包容力を感じる。
 深刻な悩みも日本海はその力強い波で流してくれそうであるし、演歌の世界でも傷心旅行は、日本海と相場が決まっている。この場合は雪の時期がいい。

 海岸ではトウネンやミユビシギの群れが、引く波を追い、寄せる波に追われる。戯れているようにも見えるが、波打ち際のギリギリで餌をとり、波にのまれないように必死で逃げる。波が押し寄せる時に逃げ遅れたと思われるトウネンの亡骸がひとつ、波に浮かんでいた。

 海岸線から遠くの大海原に目を移すと何やら得体の知れぬ恐ろしさを感じた。

(撮影日:2009/09/13 石川県かほく市 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


コオバシギ
コオバシギ_三重県鈴鹿川派川 コオバシギは以前に谷津干潟で赤褐色の美しい夏羽の個体を見たことがあった。繁殖時にカラフルな衣に着替える鳥は多いし、幼鳥と成長でも羽色が違う。

 我が家の愛犬、子犬の頃は純白でこの色がとても気に入っていた。しかし時間の経過とともに、少しずつ茶色の部分が広がり、成犬の今では全体の2割ほどが濃い茶色である。毛色と可愛らしさには関係がないが、少々残念・・・。

 この日に出会ったコオバシギ、まだ幼いようだ。オバシギと一緒に旅を続けているようで、オバシギの20羽程度の群れと行動している。来年、この場所に大人の羽色になって無事戻ってきてほしい・・・幼いこの鳥の旅の無事を願った。

(撮影日:2009/09/05 三重県鈴鹿川派川 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


天高く ・・・ オバシギ
オバシギ_三重県鈴鹿川派川   鴫立っていよいよ青し伊勢の海

 雲一つない真青な空が、高く感じられる。河口に沿って海岸へと続く堤防の先、海は空から零れ落ちた青に染り、海と空の境界がはっきりしないほどである。

 忙しく干潟の泥をたたくシギたち。 
 大きな視野が得られるように横向きに付いた目で、時々上空を見るために小首をかしげるような可愛らしい仕草をする。

 まるで空の高さで旅立ちの時期をはかっているように見えた。

(撮影日:2009/09/05 三重県鈴鹿川派川 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


夏の終わり ・・・ トウネン
トウネン_三重県松坂市
   当年の年問ふ声や秋の声

 シギの仲間では、もっとも小さい種類の一つで、その小さな体からトウネン(当年、今年生まれの)と名付けられ、当然、いくつになってもトウネンである。

 当日は残暑の厳しい日で、真夏を思わせる。しかし防波堤に立つ私の影の長さ、海岸の静けさ、砂を洗う波の音も・・・夏の盛りとは明らかに違う。

 夏休みも1,2日を残すだけの海岸には子供たちの姿も少ない。
 
 子供の頃を思い出す・・・。
 宿題はギリギリまで多くを残す方ではなかったが、学校が好きでなかった私は、また新学期が始まるかと思うと、いつも憂鬱を抱えた。その気持ちを秋の気配が増幅させているように思えた。

 あれから数十年、今でも季節を問わず休み明けの前日は、「また明日から仕事か・・・」と軽くブルーになる私である。

(撮影日:2009/08/30 三重県松阪市 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:写真俳句 - ジャンル:写真


第45回衆院選 ・・・ アオアシシギ
アオアシシギ_三重県松阪市 朝7時過ぎ、無党派の私も第45回衆院選の投票を済ませてからバードウォッチングに出かけた。

 大物政治家と言われる方々の落選を目にするにつけ、政治家という職業、つくづく大変であると感じる。4年毎に審判を受け、資格を問われる。一度国家試験に合格すれば一生安泰な医師や弁護士とは違う・・・もちろん、政治家を職業とみることや医師、弁護士と比べること自体に多少の違和感もあるが、どうも割に合わないと感じてしまう。

 それでも2世議員が多いことや優秀な方々が政治家を目指すのは、政治の世界からは遠い私たちが想像も出来ない、旨みがあるのだろうか?と勘繰ってしまう。

 新政権には政と官の関係をはじめ、あらゆる分野での変革に期待する票が集まった。マニフェストの実現に向け尽力してほしい。

 選挙の日、海岸に近い池では旅の途中のアオアシシギが少し上に反った嘴を水面に姿を映す。
 民主党のマニフェスト、何度読んでみても、自然環境の保全、野生動植物の保護等には全く触れられていない。
 アオアシシギがまた訪れる春、この国はどう変わっているのだろう。

(撮影日:2009/08/30 三重県松阪市 Canon 50D EF500mm F4L)

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真



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