野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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Author:たかんぼ
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 バードウォッチング、野鳥撮影の
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木曽岬干拓地 ・・・ チュウヒ
チュウヒ_愛知県鍋田 西に木曽岬干拓、東に鍋田の田園を見渡せる堤防に立つ。

 葦原は枯草色に染まり冬の寂しさも感じさせるが、この日は小春日和で風もやさしい。

 陽が西に傾き始めると、枯草色の葦原が太陽のオレンジ色を映し、光に透き通る輪郭が輝きだす。

 眩しく輝く葦原に低くチュウヒが滑る・・・逆光の中のチュウヒは美しい。神々しいまでのチュウヒの姿、残念ながら私の腕では伝えることが出来ない。

 チュウヒは堤防を横切り、田圃へと狩りの場を移す。私の位置からは順光になるが、もはや神々しさはない。

 境界問題などで手付かずの状態が長く続いた木曽岬干拓地、葦原には工事車両が入り何やらやっている。現在の姿も人間が干拓によって造ったわけだが、出来ればこれ以上は姿を変えないで欲しい。

(撮影日:2009/11/23 愛知県鍋田 Canon 50D EF500mm F4L)
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テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真


交通事故 ・・・ オオバン
オオバン_滋賀県湖北町 在来の生物と競合したり、生態系を損ねる可能性のある特定外来生物に指定されているブラックバス。

 ここ琵琶湖はバス釣りの有名スポットのようで、波の穏やかな湖上にはバスボートが浮かんでいる。

 動き出したバスボートに驚いて逃げ出すオオバン。
 オオバンにしてみれば必死なのだろうが、大慌てで水面を駆ける姿はなんだか滑稽で笑ってしまう。頭上のオオワシのみでなく、交通事故の危険にも晒されている。

 バス釣りの愛好家は300万人以上とも。これだけ愛好家が多いと経済的効果も大きい。競技会も多く、有名企業もスポンサーとして名を連ねているようだ。

 今の世の中、経済はすべてに優先する・・・琵琶湖のオオバン、まだまだ受難は続く。

(撮影日:2009/11/22 滋賀県湖北町 Canon 50D EF500mm F4L)

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みにくいアヒルの子 ・・・ コハクチョウ
コハクチョウ_滋賀県湖北町 コハクチョウが一羽、仲間たちから離れ、どんよりとした冬の曇り空を映す湖面を滑る。白さは一層際立ち、少しの汚れもない羽衣は純白とはこういった色を云うのだという思いにとらわれた。

 大きな羽を広げてぐいぐいと大空を翔け上がる姿も美しいが、静かに水面に浮かぶ姿には気高い趣がある。

 アンデルセンの「みにくいアヒルの子」、みにくさ故にいじめられ、逃げ出した先で白鳥の群に出会う。あんな美しい鳥になれたらどんなに幸せだろうと憧れ、やがて自分自身が白鳥であったことに気づく。

 教訓が奥深い(分かりづらい)寓話であるが、貧しい靴職人の子として生まれた作者のアンデルセンが苦労しながらも生まれ持った才能で童話作家となった自伝だとも聞いた。

 「鴻漸の翼」の言葉もみにくいアヒルの子に通じる。洋の東西を問わず才能を開花させる鳥のようだ。

(撮影日:2009/11/22 滋賀県湖北町 Canon 50D EF500mm F4L)

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バトル ・・・ オシドリ
 オシドリ_岐阜県松尾池  オシドリ_岐阜県松尾池

 予算概算要求の無駄を洗い出す事業仕分け、24日から後半に入る。
 
 1988年度のクラリオンのキャンペーンガールとして芸能界にデビューの蓮舫議員。事業仕分けチームでのご活躍は周知の通りだ。よく使われるのは、「私の話も聞いてください」と蓮舫議員に強く抗議する国立女性教育会館の理事長とのバトルのシーンである。(ちなみにこの理事長は天下りではなく民間出身)

 私としては、ビートたけしと司会をしていたスーパージョッキーの頃が好きであった・・・20年近い昔のことだ。女性はどんどん強くなるのである。

 写真は水上の男のバトル。今年もここ松尾池には20羽を越えるオシドリたちが集う。時あたかもいい夫婦の日の前日、「おしどり夫婦」なんて言葉も思い浮かべながら仲良く水面に浮かぶ姿を見ていると、突然バトルが始まる。仕掛けるのはいつもオスであるが、仕掛けられるのはオス、メス関係ないようだ。

 オシドリの生態に詳しいわけではないのでこのバトルの意味は分からない。
鳥のバトルも人間のバトルもやじ馬として見るについては不謹慎ながら面白いのである。

(撮影日:2009/11/21 岐阜県松尾池 Canon 50D EF500mm F4L)

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ゆきあいの空 ・・・ キビタキ
キビタキ_松戸市八柱霊園 二つの季節が行き交う空を「ゆきあいの空」という。辞書によっては夏の終わり、秋の初め頃に限定しているものもあるが・・・。

 立冬をはさんで、秋と冬を交互に繰り返しながら、ゆっくりと冬に入って行く。今年は特に寒暖の差が激しく、ついていくのが大変。

 今週は東京に居残りという事で、仕事の先輩と一緒に松戸の八柱霊園を訪れた。
 ジョウビタキやアトリ、シメといった冬鳥の姿が見られ、同時に夏鳥のキビタキの姿もある。

 この時期、夏鳥と冬鳥が同時に観察できることは珍しいことではないが、さしずめ「ゆきあいの霊園」といったところか。

(撮影日:2009/11/07 千葉県八柱霊園 Canon 30D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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昼の月 ・・・ カケス
カケス_戸隠森林公園 戸隠森林植物園では紅葉は既に終わっているようで樹々は丸裸である。目線を遠くに移しても山々は、彩に乏しい。
 冬枯れのような景色の中にカケスのしゃがれた声が響く。

 裸木の立ち並ぶ林の上には、真青で高い空が広がり、真丸に近い白い昼の月とのコントラストが美しい。雲のようにも見えるが、浮かぶ雲とは違い、薄いが確かな存在感を感じる。

   かけす鳴き碧空に月白くあり

(撮影日:2009/10/31 戸隠森林植物園 Canon 50D EF500mm F4L)

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お寒い冬 ・・・ ムギマキ
ムギマキ_戸隠森林公園 この冬はとても厳しそうである・・・寒さではない、ボーナスの話。昨年秋の金融危機に伴う企業の業績低迷で、支給総額は18.5%減と96年以降では最低の見通しだそうだ。

 ボーナスで7Dを・・・などと思っていたが、厳しそうである。今年の冬だけのことであれば良いが、消費の低迷は企業業績をより低迷させ、負の循環が心配である。お寒いのはこの冬だけにして欲しいものだ。

 人間世界の事情とは関係なく季節は流れる。
 渡りの途中に戸隠に立ち寄るムギマキ、ツルマサキの赤い実を食べた。来年もまたムギマキを見たいものだが果たして来年はどうなる事やら・・・。

(撮影日:2009/10/31 戸隠森林植物園 Canon 50D EF500mm F4L)

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啄木鳥 ・・・ オオアカゲラ
オオアカゲラ_戸隠森林公園 戸隠森林植物園内は紅葉も終わり裸になった木立が並ぶ。みどりヶ池から木道を少し進んだところで姿を見せたのがオオアカゲラだ。

 啄木鳥は秋の季語でコゲラ、アカゲラ、アオゲラなどキツツキ科の鳥の総称である。なぜ啄木鳥が秋の季語なのか、不思議である。キツツキはどの種も日本では大抵は留鳥であるし、派手なドラミングも春先が多い。

 旧暦では、立秋から立冬の前日まで(今年は8月7日から11月6日)が秋。

 早朝の戸隠は快晴で、葉を落とした樹々の間を飛び回るオオアカゲラ、アカゲラは、その姿を隠す葉も無く、体の赤い部分がよく目立つ。空気が澄んでいるせいか、木を叩く音もよく聞こえる。またコゲラが赤や紫の木の実を食べに来るのをよく目にした。

 この日はキツツキを目にする機会が多かった。こんなところから啄木鳥は秋の季語になったのかもしれない。
 
(撮影日:2009/10/31 戸隠森林植物園 Canon 50D EF500mm F4L)

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天手力雄命 ・・・ マミチャジナイ
マミチャジナイ_戸隠森林公園  天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩屋戸に隠れ、世の中が真暗になった・・・岩屋戸の伝説。

 外の楽しげな様子に岩屋戸が少し開き、その時に天照大神を引きずり出したのが、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)である。この怪力の神様は、岩屋戸を投げ飛ばし、それが現在の戸隠山という。

 そして戸隠神社奥社には、その天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が祭られている。

 戸隠を訪れる度に、森林植物園内を三脚を担いでただうろうろとしているだけでは、さすがに罰当りで運にも見放されよう。次回こそは参拝をと、いつも思うのだが・・・。

 奥社に向かう参道の中程、隋神門からキャンプ場へ向かう道を進むと20羽程度のマミチャジナイの群れに出会った。群れは濃紫の実を食べていたかと思うとすぐに近くの赤い実へと、忙しそうに騒がしく飛び回る。

  天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)は、罰当りな私でさえ見放さずにいてくれるようだ。

(撮影日:2009/10/31 戸隠森林植物園 Canon 50D EF500mm F4L)

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