野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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たかんぼ

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 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
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鳥交る ・・・ オナガ
   オナガ_東京都水元公園   オナガ_東京都水元公園

 東京に赴任をしてから3年半が経つが、オナガには未だに興味を引かれる。
 あの騒々しい声を聞くと目が追わずにはいられないし、カメラの準備があればレンズを向けずにはいられない。もちろん関東では街中で一年中見られる鳥で珍しいわけでもないし、ともするとオナガの写真を真剣に撮る私のほうが珍しがられる。

 「鳥交る」は春の季語。早春から盛んにさえずり、相手を見つけて交尾に至る繁殖期の様子である。

 この日も一羽のオナガがしゃがれ声を出しながら枝で休んでいるのを見つけてレンズを向けた。そうしていると他の一羽がやって来て交尾となった。その間わずか数秒程度、声もなく静かに・・・。

 季節は多少ずれているが「鳥交る」様子を間近に見たわけで、一句を詠みたいが私にはこの少々生々しい季語をまだまだ使いこなせないのが残念である。

(撮影日:2010/05/30 東京都水元公園 Canon 50D EF100-400mm f4.5-5.6L)
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軌跡 ・・・ アカアシシギ
   アカアシシギ_三重県松阪市   アカアシシギ_三重県松阪市

 アカアシシギが遊ぶ水辺。
 池を見下ろすような堤防で木陰に腰を掛ける。いつの間にかやって来たホオジロが大して高くもない木の梢で上手な歌を聞かせてくれる。

 アカアシシギはオオヨシキリが騒がしい声を続けても、ハマシギが飛び回っても構わず、嘴を水に入れ餌を獲る。
 水の下、泥に刻まれた線はアカアシシギの描いた軌跡。気の向くままに歩いているように見えたが、その軌跡は一定の間隔を保ち、効率よく歩き餌を獲っているようで、意思を感じる。

 省みるに同じ道を行ったり来たりの軌跡しか描けない我々はアカアシシギを見習わねばなるまい。

(撮影日:2010/05/22 三重県松阪市 Canon 7D EF500mm F4L)

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ヒナ・・・フクロウ
フクロウ_茨城県 連日、いい年をしたオジサンがカワイイ、カワイイと連呼するのも憚られるが、カワイイものはカワイイ。野鳥たちの繁殖期にあたるこの時期、ヒナたちと出会う機会も多い。

 この公園ではもう何年もフクロウが巣箱で繁殖を続けているらしい。先に巣から出た1羽は巣箱から少し離れた樹でお休み中であったが、風に樹が揺らされると少し慌てる仕草が面白い。時々伸びをしたり、あくびをしたりとこんなオジサンでも思わず「カワイイ・・」と小さな声でつぶやいてしまうほどだ。

 カワイイという感覚を思い出させてくれるこの時期のバードウォッチングはまた格別である。

(撮影日:2010/05/16 茨城県 Canon 50D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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ヒナ・・・セイタカシギ
   セイタカシギ_谷津干潟   セイタカシギ_谷津干潟

 放鳥されたトキ、5組目の営巣が新たに確認されたそうだ。
 環境省は「平成27年頃、小佐渡東部に60羽のトキを定着させる」という目標を掲げている。
 繁殖に期待が集まるが、卵がカラスに襲われたりと自然環境の下では人間の期待通りには進まない。1年目から成果を期待するのは酷であろう。

 しかし訓練ケージ内でテンに襲われるような不祥事が続いたり、目標達成が大幅に遅れたりすれば、事業仕分けの対象にもなりかねない昨今、早くトキのヒナを見たいものである。

 この日生まれたばかりというセイタカシギのヒナを見た。前日に生まれたヒナと2羽、まだおぼつかない足取りで窪みに足をとられてふらついたり、水浴びの真似事をしてみたりとその愛らしい仕草は見ていて飽きない。
 トキのヒナが身近に見られるようになるのは何時だろう。

(撮影日:2010/05/15 千葉県谷津干潟 Canon 50D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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高原の朝 ・・・ オオジシギ
オオジシギ_ひるがの高原 立派な電柱だが電柱を写したわけではない。オオジシギである。

 ひるがの高原の早朝、まだ肌寒く上着が欲しいくらいの気温だ。ウグイスの声があちらこちらから聞こえ、ホオジロも目立つ場所でさえずっている。

 時折、真青な空からオオジシギの賑やかな声と大きな羽音が降ってくる。雷鴫の異名は伊達ではない。
 空を見上げるとオオジシギのディスプレーフライト、上空を移動しながら高い場所で行っているので目で追うのも慣れるまで一苦労である。

 空を見上げてばかりでは首が疲れる。視線を落とすとミズバショウ、花弁のように見える苞の白さは、早朝の澄んだ空気のせいか純朴な美しさを感じさせる。

 太陽が少しずつ高くなってきて、散歩する人々の談笑、自動車の音で高原が賑やかになってくるとオオジシギの声は聞こえなくなった。

(撮影日:2010/04/02 岐阜県 ひるがの高原 Canon 7D EF500mm F4L)

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塩嶺御野立公園・・・キビタキ
キビタキ_塩嶺御野立公園 携帯電話を買い替えた。最近のものは画面が大きく表示も美しい。
 そこで待受画面に撮りためた写真を使おうと、気に入ったものを幾つか転送して表示させてみた・・・どうもシックリとこない。

 季節の中に野鳥の姿を写し込み、風景写真として眺められるような写真が撮りたいと思っているのだが、我ながらそして今さらながら残念な写真が多い。

 岡谷の塩嶺御野立公園に寄った。
 キビタキ2羽が縄張り争いか、大きな羽音を立てながら追いかけっこに夢中である。人間なんかは目に入っていない様子で私の足元に降りた。繁殖期の羽衣は誇るように美しく、喉の黄色は一層深い。思わずシャッターを切った・・・また残念な写真が一枚・・・綺麗なものには身体が素直に反応してしまう私である。

(撮影日:2010/05/02 岡谷市塩嶺御野立公園 Canon 7D EF500mm F4L)

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少子化 ・・・ ニュウナイスズメ
ニュウナイスズメ_戸隠高原 快晴に恵まれたゴールデンウィーク。バードウォッチング三昧で3日間続いた祝日の意味を考えることも忘れてしまう。

 5月5日はこどもの日、日本の子供の数は29年連続で減少し1694万人、総人口に占める割合も13.3%と36年連続で低下したそうだ。
 少子化が続けば労働力人口は減り経済成長もない。社会保障費は増え続け、私が老人になる前に年金制度は破綻・・・個人的な心配もあるが、やはり国の存亡に関わる。

 ニュウナイスズメのカップルが休みなく巣材を運び込んでいる。時々のぞきに来るゴジュウカラを追い払いながらの共同作業である。ニュウナイスズメは5~7個程の卵を産むというが、無事に産卵し、巣立つことを願う。

(撮影日:2010/05/01 長野県戸隠森林植物園 Canon 7D EF500mm F4L)

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白樺樹液 ・・・ コガラ
コガラ_戸隠高原 まだ雪の残る早春、白樺は大地から大量の水を吸い上げる。そのため幹の傷ついた部分から樹液が出る。樹液というとカブトムシが喜ぶような粘着質のものを想像するが、白樺の樹液はサラサラと水のようである。
 この樹液はミネラルを豊富に含み飲料として人気があるばかりでなく、その成分から化粧品としても売られている。

 今回、戸隠で白樺の下にいて液体が頭にかかり、鳥の糞かと驚いたことがあった。また木道を歩いていると、白樺の皮をなめているような仕草のコガラ、ゴジュウカラをよく見た。
 こんなことが重なり、調べてみて白樺の樹液について私は初めて知ったわけであるが、森の鳥達は既に知っていたようである。

 白樺の樹液は4月上旬頃から出始め、3週間程度で止まってしまうそうである。森の恵み、この時期だけの季節限定ミネラルジュースをコガラが楽しんでいる。

(撮影日:2010/05/01 長野県戸隠森林植物園 Canon 7D EF500mm F4L)

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春呼鳥 ・・・ ミソサザイ
   ミソサザイ_戸隠高原   ミソサザイ_戸隠高原

 眼前に広がる想像もしなかった景色に暫し唖然・・・5月1日の戸隠森林植物園は一面の雪景色であった。木道以外は雪の下、まだ来ぬ春を待つといった風情である。

 木道を歩くとおなじみのゴジュウカラ、キバシリ、アカゲラ、コガラ・・・雪の森でも同じように迎えてくれる。今回、一番大きな声で歓迎してくれたのはミソサザイ。オレンジ色の口の中を見せて大声で複雑にさえずる姿は、まるで春を呼んでいるかのように聞こえる。春告鳥のウグイスに倣い春呼鳥とでも呼びたくなる。

(撮影日:2010/05/01 長野県戸隠森林植物園 Canon 7D EF500mm F4L)

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