野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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たかんぼ

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 バードウォッチング、野鳥撮影の
 合間に「ぼぉー」と考えていたこと
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豊かさ ・・・ オオハシシギ
   オオハシシギ   オオハシシギ

 先週に続いて蓮田を訪ねた。
 オオハシシギがこちらを気にする様子も無く田にその長い嘴を突っ込んでいる。鉛色の空を映す水は晩秋の寂しさを一層濃くする。

 日曜日にもかかわらず、田圃のあちらこちらで農作業をする方々を目にする。
 自然を相手にする大変さと国民の台所を支える仕事に頭が下がる。

 最近話題のTPP、輸出立国日本にとってTPP参加が国益になる事には議論の余地が無い。しかし参加となれば当面の一次産業への打撃は避けられないだろう。目の前に広がるオオハシシギの立つ豊かな田園風景も姿を消すかもしれない。
 豊かな国の豊かさとは経済だけでは語れないと思うのは、歳をとったせいだろうか。

(撮影日:2010/10/24 愛知県愛西市 Canon 7D EF500mm F4L)

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暮れの秋 ・・・ オジロトウネン
オジロトウネン_愛知県愛西市 彼岸花もピークを過ぎ、ほとんどの田圃は稲刈りも終わって乾いた土の色が暮れの秋を感じさせる。

 ハス田に足を延ばしてみた。
 ハスは骸となり所々に骨が横たわり、また泥に突き刺さり、モノトーンの風景に秋から冬への気配ともののあわれを思う。
 オジロトウネンが3羽、ハス田で遊ぶ。ハス田に溶け込む冬色の羽毛がひんやりとした風に動いた。

(撮影日:2010/10/11 愛知県愛西市 Canon 7D EF500mm F4L)

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水上の争い ・・・ カイツブリ
カイツブリ_岐阜県海津市 縄張り争いかそれとも戯合いか?

 カイツブリたちの甲高い声と川面を走る音が、秋季に満ちた静かな土手に響く。羽を広げ日光浴をしていたウや食事中のバンも迷惑そうだが素知らぬ素振りである。カワセミに目を奪われている間に気が付けば騒ぎは収拾し辺りには静けさが戻っていた。 

 国家間の縄張り争いは収まりそうで収まらない。争いの場は水上から内陸へ移ったようである。暴力に訴える解決では動物と同じだが、今まで通りの「敢えて解決しようとしない」という解決策がいつまで通用するのか疑問である。

(撮影日:2010/10/11 岐阜県海津市 Canon 7D EF500mm F4L)

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秋の日 ・・・ コサメビタキ、エゾビタキ
   コサメビタキ_岐阜県海津市   エゾビタキ_岐阜県海津市

 秋の楽しみの一つは津屋川の堤を真赤に染める彼岸花。
 今年は仕事の都合でなかなか訪れることが出来なかったが、機会を得て立ち寄ってみた。

 所々に残っている時期を過ぎた花からは燃えるような赤色が抜け、羽の傷ついた蝶が花に寄り添う。旬の過ぎた彼岸花を見に来る人も無く、穏やかな陽のそそぐ堤防は爽やかな秋気に包まれ、養老の山々はいつもよりずっと近い。

 木陰では二人の地元のお婆さんが腰を落ちつけ世間話をしている。その頭上の枝ではコサメビタキ、エゾビタキが忙しくフライキャッチを繰り返していた。

 爽やかさと寂しさが同居するような秋の日である。

 (撮影日:2010/10/11 岐阜県海津市 Canon 7D EF500mm F4L)

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便乗バードウォッチング(5) ・・・ クロジ
クロジ_長橋なえぼ公園 カササギに始まった出張ついでの北海道便乗バードウォッチングであったが、最後に出会ったのはクロジであった・・・ビミョウである。

 北海道でのバードウォッチングは鳥よりも雄大な景観に目を奪われる。
 訪れる先々で広がる湖沼、海、森は眩しい光の下では雄大で、陽が傾くと神秘的であった。

 名古屋でCOP10が開催中である。生物の多様性の保全とその環境に大きな注目が集まる。
 滞在中にキタキツネ、エゾシカを見かけたし、クロジと出会った長橋なえぼ公園ではエゾリスと何度も出会った。
 エゾシカは保護政策による爆発的増加が問題になっているとも聞くが、豊かな自然を残して欲しいと願う。

(撮影日:2010/10/03 小樽市 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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便乗バードウォッチング(4) ・・・ ハシブトガラ、シロハラゴジュウカラ
   ハシブトガラ_長橋なえぼ公園   シロハラゴジュウカラ_長橋なえぼ公園

 バードウォッチングには不向きの季節と知りながら出張を利用しての便乗バードウォッチングも最終日、小樽の森へ出かけた。

 バードウォッチングのオフシーズンとはいえ、北海道らしい留鳥は是非見て見たい、ハシブトガラ、シマエナガ、シロハラゴジュウカラを見たいとの思いがあった。

 この日訪れた小樽の長橋なえぼ公園では、ちょうど野鳥の会小樽支部の探鳥会があったようで幸いにもお話を聞けたことでハシブトガラ、シロハラゴジュウカラは見ることが出来た(?)。
 ハシブトガラはコガラとの識別が野外では困難なようで私が見たのは、北海道で見たコガラだからハシブトガラだろう・・・という程度である。

 残念ながらシマエナガは声だけで見ることは出来なかったが、また北海道を訪れる理由が出来た。

(撮影日:2010/10/03 小樽市 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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便乗バードウォッチング(3) ・・・ マガン
 北海道2日目は宿泊先の札幌から2時間強、タカの渡りを見ようと室蘭へ向かった。
 地球岬は高さ100m前後の断崖が続く観光名所だが、早朝のせいか観光客もいない。近くの測量山展望台へ行ってみる。地元の方の話ではハチクマは2週間程前がピークだったようで、この日は多数のノスリとオオタカ少々、チゴハヤブサが数羽、気持ちのいい風に乗って消えていった。

   マガン_美唄市宮島沼   マガン_美唄市宮島沼

 午後は日本最大のマガンの寄留地、宮島沼へ。沼が近くなるとあちらこちらにマガンの姿が見える。
 ねぐら入りは数万羽ともいわれるマガンが30分程度の間に次から次に四方八方から池へと戻ってくる。壮大なスケールの景色は時間を忘れさせ、まるで異空間に迷い込んだような錯覚に落ちる。

 圧倒的なショータイムが終わり我に返ると昼間の暖かさが噓のような冷たい空気に包まれていた。

(撮影日:2010/10/02 美唄市宮島沼 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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便乗バードウォッチング(2) ・・・ オオヒシクイ、オオハクチョウ
   オオヒシクイ_ウトナイ湖   オオハクチョウ_ウトナイ湖 

 カササギの出迎えを受けたウトナイ湖。
 道の駅を抜け湖畔へと向かう。湖畔には数羽のオオハクチョウとオナガガモが多数、観光客から餌を貰っている。渡りの途中かそれとも留まっていた個体かは不明であるが、非常によく慣れている。

 湖全体に目を向けると水鳥は少ない。時期が早いのか時間のせいか?
 湖面中央をオオヒシクイが飛んでいるのが見える(写真左)。カモも対面付近にいるが、私の双眼鏡では種類までは判別出来ない。

 上空には新千歳空港を離着陸する飛行機がひっきりなしに大きな音を伴いながら通過する。鳥たちは慣れているのか気にする様子も無いが景色と音の不調和に違和感を覚えずにはいられない。

 それでも陽が傾き始めると対面の芦原は金色に輝きだし、青空を映す湖面が美しい。是非雪のシーズンに訪れてみたい。

(撮影日:2010/10/01 苫小牧市ウトナイ湖 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

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便乗バードウォッチング(1) ・・・ カササギ
   カササギ_ウトナイ湖   カササギ_ウトナイ湖

 仕事で札幌へ出張、便乗バードウォッチングの準備も整えガイド本片手にいざ札幌へ。
 ガイド本は今年の夏に発行された「北海道野鳥観察地ガイド」。一通り札幌周辺エリアに目を通してみる・・・この時期はどうも探鳥に適した時期では無いようであるが、主目的は仕事、贅沢は言えない。10月1日午後から3日(日)までがバードウォッチングタイムである。

 「確認された野鳥は260種以上、日本でも屈指の渡り鳥の中継地」というウトナイ湖へ。道の駅ウトナイ湖へ車を入れて最初に出迎えてくれたのはカササギであった。まさか北海道でカササギにお目にかかるとは・・・不思議な気分のスタートとなった。

(撮影日:2010/10/01 苫小牧市ウトナイ湖 Canon 7D EF100-400mm f4.5-5.6L)

 

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