野鳥にまつわる一風変わったフィールドノート


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たかんぼ

Author:たかんぼ
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 バードウォッチング、野鳥撮影の
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子育て ・・・ コムクドリ
コムクドリ ひるがの高原の早朝。
 遠くに定番のカッコウの声を聞きながら引き締った空気の中をゆっくり歩く。舗装された道路の両側に広がる田圃にはまだ植えられたばかりの弱々しい苗が整然と並んでいる。その上をツバメが気持ち良さそうに飛びかい、時々畦道に降り立つ。

 しばらく歩くと陽射しは背の高い木々にさえぎられ、辺りの景色は鮮やかな新緑へと変わる。

 近くでコムクドリの声がする。歩みを進めても声は遠ざからない。僕は木陰で立ち止まり、じっとしている。やがてコムクドリが現れた。

 この時期、鳥たちは子育ての真っ最中だ。人間が行き来する道路脇ならば外敵も近づきにくいという判断からか、人の生活に近いところで野鳥の巣に気付くことが多い。

 およそ子育ての条件に恵まれているとは言い難い日本。格差社会の影響が子供たちにも影を落とす。また、わが子がいつ犯罪に巻き込まれてもおかしくないような危険な社会になってしまったこの国。
 海を渡り何千キロも旅をして日本に子育てにくる夏鳥たち。この国はまだ見捨てられていない。

【2008/06/14 岐阜県 ひるがの高原 Canon 30D EF500mm F4L 】

テーマ:写真日記 - ジャンル:日記



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